【今日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 108.34 下落 (30分足)↓
予想レンジ 107.80~108.50
【THV V4による分析】
ファストトリックスの色が赤色に変わりました。
過熱感が高いうえ、上昇余地も少ないと見ます。
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【昨日の概要】
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日経平均株価は重要イベントを控えていることもあり小幅に下落、-22円安の15888円で引けました。
ドル円は107円台前半で推移していましたが、早朝のFOMCやイエレンFRB議長の記者会見を受けて108円台前半へ上昇しています。
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【昨日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17156.85(+24.88 +0.15%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・15995(大証終比:+195 +1.23%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1235.90(-0.80 -0.06%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・94.42(-0.46 -0.48%)
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【経済指標】
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★★★★
17:30 (英)8月失業率
前回:3.0% 予想:2.9% 結果:2.9%
★★★★
17:30 (英)8月失業保険申請件数(前月比)
前回:-33600件 予想:-30000件 結果:-37200件
★★★★
17:30 (英)7月ILO方式失業率
前回:6.4% 予想:6.3% 結果:6.2%
★★★★
17:30 (英)7月雇用者数増減
前回:+16.7万人 +11.3万人 予想:+12.0万人 結果:+7.4万人
★★★★
18:00 (欧)8月CPI(前月比)
前回:-0.7% 予想:+0.1% 結果:+0.1%
★★★★
18:00 (欧)8月CPI<確報値>(前年比)
前回:+0.3% 予想:+0.3% 結果:+0.4%
★★★★
18:00 (欧)8月CPIコア<確報値>(前年比)
前回:+0.9% 予想:+0.9% 結果:+0.9%
★★★
21:30 (米)8月CPI(前月比) 前回:+0.1% 予想:±0.0% 結果:-0.2%
★★★
21:30 (米)8月CPI(前年比) 前回:+2.0% 予想:+1.9% 結果:+1.7%
★★★
21:30 (米)8月CPIコア(除食品・エネ)(前月比)
前回:+0.1% 予想:+0.2% 結果:±0.0%
★★★
21:30 (米)8月CPIコア(除食品・エネ)(前年比)
前回:+1.9% 予想:+1.9% 結果:+1.7%
★★★
21:30 (米)Q2経常収支 前回:-1112億$ 予想:-1134億$ 結果:-985億$
★★★★★
27:00 (米)FOMC・政策金利発表 前回:0.25% 予想:0.25% 結果:0.25%
★★★★★
27:00 (米)FRB住宅ローン担保証券(MBS)買入プログラム
前回:月間100億ドル 予想:月間50億ドル 結果:月間50億ドル
★★★★★
27:00 (米)FRB米国債買入プログラム
前回:月間150億ドル 予想:月間100億ドル 結果:月間100億ドル
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【今日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
△強気材料:ドル円が108円台へ上昇
▽弱気材料:過熱感が高い
◆フォワードガイダンスの「相当程度」という部分は維持
◆FOMC参加者による2015年でのゼロ金利解除予測が増える
◆ドル円は一時108.39円まで上昇
◆米10年債利回りは2.622%へ上昇
◆ドルストレートは急落
◆ユーロ円とポンド円は上昇するも、豪ドル円は下落
◆午後3時からスコットランドの独立住民投票が開始
◆明日の昼ごろには大勢が判明
◆日経平均先物は時間外で+65円高の15955円
◆輸出業者中心の上昇と予想
☆各FX業者より取引に関し注意喚起あり
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<FOMCを受け、ドル円は108円台へ上昇>
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早朝3時のFOMCでは、注目されていた「QE終了後も現在のゼロ金利政策を相当程度、継続することが適当」という文言の「相当程度」という部分は、そのまま残っていました。
成長見通しはやや下方修正されたものの、インフレが2%を下回り続ける可能性はやや減り、FOMC参加者による2015年でのゼロ金利解除予測が前回の12人から14人へ増えたことで、一気にドル買いが強まりました。
ドル円は一気に108円台へ上昇、一時108.39円の高値を付けています。
<ゼロ金利解除予測 ()は前回>
14年 1人(1)
15年 14人(12)
16年 2人(3)
計17人(前回は16人)
<主なFOMC声明>
・相当程度の文言は維持
・QEは100億ドル縮小、月間150億ドルへ
・インフレが2%を下回り続ける可能性はやや減った
・金融政策正常化の方針と計画を公表、経済状況と見通しが許す場合に利上げ
・保有資産は徐々に予測可能に減らし、MBSは売却せず
・二大目標に近づいても経済状況次第で低金利を正当化
・成長見通しはやや下方修正
なお、イエレンFRB議長は記者会見で引き続き労働市場の緩みを強調しており、ややハト派的な印象であったものの、米10年債利回りは2.622%へ上昇しました。
「相当な期間」に関しては、「相当な期間」の文言は機械的なものではない、景気判断に関連と発言しています。
▼米10年債利回り
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<午後3時からスコットランドの独立住民投票が開始>
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ドル高になったことでドルストレートが急落、クロス円はユーロ円とポンド円は上昇したものの豪ドル円は下落しています。
ユーロドルは1.2852、ポンドドルは1.6248、豪ドルドルは0.8950の安値をそれぞれ付けました。
そのユーロとポンドに関してですが、本日はスコットランドの独立住民投票というもう一つの重要イベントを控えており、今度は欧州通貨が直に影響を受けます。
賛否は依然として両者拮抗しており、今週に入って反対派が優勢という調査結果がやや増えてきたため、直近のポンドは上昇気味。
選挙に関しては、日本時間の本日午後3時から始まって、即日開票されて明日の昼ごろには大勢が判明する見通しになっています。
英国の今後を大きく揺るがしかねない歴史的な住民投票としたうえで、注意喚起を促すFX業者も多いため、ポジションのリスク管理を十分行って下さい。
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<ドル円 オーダー状況>
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108.50円 売り厚め
108.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
107.85円 売り厚め
107.58円 9/18 1:51現在(高値107.66円 - 安値107.10円)
107.00円 買い厚め
106.85円 買い厚め
106.70円 買い
106.65円 買い厚め
106.60円 買い
106.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
106.25円 買い厚め
106.00円 買い厚め
105.85円 買い厚め
105.70円 買い・割り込むとストップロス売り
105.50円 買い厚め
105.20円 買い
日経平均先物は、時間外で+65円高の15955円となっています。
NYダウ先物は+24ドル高と小幅上昇だったもののドル円が108円台へ乗せたため、時間外で一気に16000円を突破すると思われましたが、16000円の壁は予想以上に固いようです。
序盤は買い先行で始まると予想しますが、円安による弊害も指摘されており、輸出業者中心の上昇にとどまるのかもしれません。
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【経済指標】
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★★★
07:45 (NZ)Q2GDP(前期比) 前回:+1.0% 予想:+0.6%
★★★
07:45 (NZ)Q2GDP(前年比) 前回:+3.8% 予想:+3.8%
★★★
08:50 (日)8月貿易収支(通関ベース)
前回:-9621億円↑ 予想:-1兆289億円
★★★
08:50 (日)8月貿易収支(通関ベース)<季調済>
前回:-1兆238億円 予想:-9852億円
★★★
17:30 (英)8月小売売上高(前月比) 前回:+0.1% 予想:+0.4%
★★★
17:30 (英)8月小売売上高(前年比) 前回:+2.6% 予想:+4.0%
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数 前回:+31.5万件 予想:+30.5万件
★★★
21:30 (米)8月住宅着工件数(季調済) 前回:109.3万件 予想:103.8万件
★★★
21:30 (米)8月建設許可件数(季調済) 前回:105.7万件↑ 予想:104.0万件
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23:00 (米)9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 前回:28.0 予想:23.0
★★★
25:00 (米)Q2家計純資産変化 前回:1兆4900億$ 予想:-