2015年8月3日のＦＸ為替相場予想

【明日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）

ドル円　123.93円　下落 （時間足）↓
予想レンジ　123.60～124.20


【ＴＨＶ Ｖ４による分析】

トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
下落が続くと予想します。




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【昨日の概要】
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日経平均株価は底堅く推移、引け前に買いが入って+62円高の20585円で終了しました。

ドル円は一時124.38円まで上昇したものの、NY時間前半から売りに押され123.80円台へ下落して引けています。


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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････17690.46（-55.52　-0.31%）
・CME日経平均先物･････････････20605（大証終比：+35　+0.17%）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1095.10（+6.40　+0.59%）
・NY原油先物11月限（WTI）････47.12（-1.40　-2.89%）


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【経済指標】
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★★★
08:30 (日) 6月全国消費者物価指数 [前年比]
前回：+0.5％　予想：+0.3％　結果：+0.4％
★★★
08:30 (日) 6月全国消費者物価指数 [前年比：除生鮮]
前回：+0.1％　予想：0.0％　結果：+0.1％
★★★
08:30 (日) 6月失業率
前回：3.3％　予想：3.3％　結果：3.4％
★★★
10:30 (豪) 第2四半期生産者物価指数 [前年比]
前回：+0.7％　予想：-　結果：+1.1％
★★★
18:00 (ユーロ圏) 6月失業率
前回：11.1％　予想：11.0％　結果：11.1％
★★★
18:00 (ユーロ圏) 7月消費者物価指数・速報 [前年比]
前回：+0.2％　予想：+0.2％　結果：0.2％
★★★
22:45 (米) 7月シカゴ購買部協会景気指数
前回：49.4　予想：50.5　結果：54.7
★★★★
23:00 (米) 7月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
前回：93.3　予想：94.0　結果：93.1


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【明日の戦略】
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★━　ポイント　━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：NYダウの下落、ドル安
△強気材料：なし
◆ドル円は124円台が重い
◆米10年債利回りは2.187％と伸び悩み
◆IMM通貨先物ポジションは豪ドルショート増加が目立つ
◆原油安によりカナダドル売りが続く
◆10時45分に中国7月財新製造業PMIが発表
◆17時30分に英7月PMI製造業が発表
◆21時30分に米6月個人所得・支出などが発表
◆23時米7月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-15円安の20570円
☆株・為替ともやや上値が重いと予想
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＜ドル円は124円台が重い＞
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日本株の上昇を受け、ドル円は一時124.38円まで上昇しました。

しかし、NY時間序盤に発表された米4-6月期の雇用コスト指数が、+0.2%と予想値+0.6%を下回り数十年来の低水準となったことで、9月利上げ期待が若干遠のき一時ドルが急落しています。

米10年債利回りも、2.187％と伸び悩みました。

ただ、低迷は一時的なものと見られたため売り一巡後は買い戻し優勢となっており、123.50円付近では底堅さも見られています。


とはいえ、124円後半から125円にかけては、6月10日に黒田日銀総裁が「ここからさらに実質実効為替レートが円安に振れるということは普通に考えればありそうにない」と述べたいわゆる「黒田ライン」の水準であるため、抜けるには材料が必要になるでしょう。

▼米10年債利回り



また、原油安によりカナダドルが急落しており、このまま下落が続けば株式市場にも悪影響を及ぼしそうです。

▼原油（1時間足）


▼ドルカナダ（日足）


▼カナダドル円（日足）



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＜資源価格の下落に伴い、豪ドルショートが増加中＞
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IMM通貨先物ポジションは円ショートが増加、ドル円の上昇を後押ししました。

一方、ユーロとポンドはロングが増加、特にユーロの下げ渋りが目立ちます。

先週末のユーロドルは一時1.1113まで急反発、その後は1.0980へ押し戻されてしまいましたが、このところ下がったところでは買戻しが入っています。

逆に、豪ドルはショートが増加、資源価格の下落に伴い追加利下げ懸念も出ており、軟調な地合いが継続しそうです。


▼IMM通貨先物ポジション

円


ユーロ


ポンド


豪ドル



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＜ドル円　オーダー状況＞
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125.90円 売り厚め
125.50円 売り
125.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い
124.80円 売り
124.75円 売り・超えるとストップロス買い

123.89円 8/1　02:33現在（高値124.37円　-　安値123.52円）

123.50円 買い
123.00円 買い厚め
122.85円 割り込むとストップロス売り
122.40-50円 断続的に買い
122.00円 買い


先週末のNYダウは、冴えない米主要企業決算により-55ドル安と反落しました。

日経平均先物も時間外で-15円安の20570円となっており、ドル円と同様上値追いには材料が必要そうです。

ドル円は、123.50円に厚い買いがある一方、124.00円にも売りが貯まってきており、しばらくは123円台後半でのレンジ相場が続きそうです。

いつものように、寄り付き前のレートをブログへ掲載します。

▼ドル円板情報



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【経済指標】
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★★★
10:45 (中国) 7月財新製造業PMI・確報
前回：48.2　予想：48.3
★★★
17:30 (英) 7月PMI製造業
前回：51.4　予想：51.5
★★★
21:30 (米) 6月個人所得 [前月比]
前回：+0.5％　予想：+0.3％
★★★
21:30 (米) 6月個人支出 [前月比]
前回：+0.9％　予想：+0.2％
★★★
21:30 (米) 6月PCEデフレーター [前年比]
前回：+0.2％　予想：+0.2％
★★★
21:30 (米) 6月PCEコア・デフレーター [前月比]
前回：+0.1％　予想：+0.1％
★★★
21:30 (米) 6月PCEコア・デフレーター [前年比]
前回：+1.2％　予想：+1.2％
★★★★
23:00 (米) 7月ISM製造業景況指数
前回：53.5　予想：53.5