【本日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
ユーロドル 1.1061 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.1030~1.1085
【THV V4による分析】
ファストトリックスが、再度緑色に変わりました。
上昇が継続すると予想します。
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【前日の概要】
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NYダウは-19ドル安と続落しましたが、日経平均株価は日銀による追加緩和期待で+281円高の16664円と反発して引けました。
ドル円は、一時106.54円の高値を付けたものの、米利上げ見送りで105.20円台へ下落しています。
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【前日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・18472.17(-1.58 -0.01%)
・CME日経平均先物・・・・・・・16665(大証終比:-45 -0.27%)
・NY金先物(COMEX)・・・・・1326.7(+5.9 +0.45%)
・NY原油先物(WTI)・・・・・・・41.92(-1.00 -2.33%)
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【経済指標】
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★★★
10:30 (豪) 4-6月期消費者物価指数 (前期比)
前回:-0.2% 予想:+0.4% 結果:+0.4%
★★★
10:30 (豪) 4-6月期消費者物価指数 (前年比)
前回:+1.3% 予想:+1.1% 結果:+1.0%
★★★
17:30 (英) 4-6月期GDP・速報 (前期比)
前回:+0.4% 予想:+0.5% 結果:+0.6%
★★★
17:30 (英) 4-6月期GDP・速報 (前年比)
前回:+2.0% 予想:+2.1% 結果:+2.2%
★★★
21:30 (米) 6月耐久財受注 (前月比)
前回:-2.3% 予想:-1.0% 結果:-4.0%
★★★
21:30 (米) 6月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器)
前回:-0.3% 予想:+0.3% 結果:-0.5%
★★★
23:00 (米) 6月中古住宅販売保留件数指数 (前月比)
前回:-3.7% 予想:+1.8% 結果:+0.2%
★★★★★
27:00 (米) FOMC政策金利発表
前回:0.25-0.50% 予想:0.25-0.50% 結果:0.25-0.50%
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【本日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:ドル安、原油安
△強気材料:なし
◆FOMC政策金利は据え置き
◆ドル円は105円台後半から105円台前半へ下落
◆米10年債利回りは1.510%へ低下
◆ドルストレートが上昇し、クロス円は下げ渋る
◆原油価格が41ドル台へ下落
◆節目の3000ポイントを割れ引けた中国株に注意
◆16時55分に独7月雇用統計が発表
◆18時に欧7月経済信頼感などが発表
◆21時に独7月消費者物価指数・速報が発表
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は-50円安の16610円と反落
☆米利上げ見送りで、ドル安の地合いと予想
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<FOMC後、ドルが売られる>
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早朝3時のFOMCでは、米政策金利は据え置きとなりました。
発表直後、NYダウは+40ドル程度プラスになったのですが、引け前に売られ-1ドル安で取引を終えました。
ドル円は、発表後しばらくはレンジ相場で方向感がありませんでした。
しかし、徐々にユーロやポンドが対ドルで上昇したことを受け、ドル円は時間差で売られました。
ユーロドルは1.1065、ポンドドルも1.3230へ上昇、ドルストレートの上昇でクロス円は下げ渋っています。
FOMC声明の内容は特に悪材料ではなかったものの、9月利上げのヒントがなかったことがドル売りにつながったのかもしれません。
米10年債利回りは1.510%へ低下、米利上げ見送りでややドル安となりました。
<主なFOMC声明>
・金融政策にスタンスは引き続き緩和的である
・家計支出は強いが設備投資は弱い
・インフレは依然として低水準
・労働市場は強く、景気は緩やかに拡大
・景気見通しの短期的なリスクは後退した
・ジョージ米カンザスシティー連銀総裁が利上げ主張
▼米10年債利回り
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<原油価格が41ドル台へ下落>
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昨日の東京時間、28兆円規模の経済対策と50年債を発行するとの報道が流れました。
前者に関しては安倍首相が福岡市での講演で発言しているのですが、後者は菅官房長官が事実を否定したため、ニュースが流れた直後のインパクトは半減してしまいました。
28兆円規模の経済対策に関しても、リニアなどのインフラ整備で数値が膨らんだだけであれば失望売りも予想されるため、来月2日にもまとまるという具体的な内容を確認したいところ。
一方、低迷の続いている原油価格ですが、昨晩発表された米原油在庫増減(EIA)週間は、前回-2.342mln、予想-2.257mlnに対し結果1.671mlnと予想に反し10週ぶりに在庫が増加してしまいました。
在庫が9週連続で減少したのはデータ集計を開始した1982年以降初めてで、いったん増加に転じるのは時間の問題だったと思われ、原油は-2%超下落し41ドル台まで下落しています。
2年ほど前から、原油価格(あるいは銅価格)が低迷してしばらくしたあと株式市場も軟調になる傾向があるので、今後の動向には注意した方が良いでしょう。
<主な米主要企業決算>
7/28(木)
アメリカン航空
フォード・モーター
モルガン スタンレー
アルファベット
ベリサイン
7/29(金)
エクソンモービル
アマゾンドットコム
シェブロン
▼原油(日足)
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<ドル円 オーダー状況>
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108.00円 売り厚め 輸出ほか
107.50-90円 断続的に売り 輸出ほか
107.00円 売り
105.70円 7/28 2:25現在(高値106.54円 - 安値104.63円)
103.00円 買い
日経平均先物は、時間外で-50円安の16610円と反落しました。
ドル円の下値は105.00円がサポートライン、売り注文はまだ貯まっておらず、ボラティリティの高い状態が続くと思われます。
なお、昨日の中国株は一時-3.64%下落し節目の3000ポイントを割れたまま引けているため、10時30分からの中国市場も要チェックです。
▼ドル円板情報
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【経済指標】
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★★★
16:55 (独) 7月失業者数
前回:-0.6万人 予想:0万人
★★★
16:55 (独) 7月失業率
前回:6.1% 予想:6.1%
★★★
18:00 (ユーロ圏) 7月経済信頼感
前回:104.4 予想:103.6
★★★
18:00 (ユーロ圏) 7月消費者信頼感・確報
前回:-7.9 予想:-7.9
★★★
21:00 (独) 7月消費者物価指数・速報 (前年比)
前回:+0.3% 予想:+0.4%
★★★
21:30 (米) 新規失業保険申請件数
前回:25.3万件 予想:26.2万件