イタリアの国民投票で憲法改正反対派が勝利をおさめたことで、
昨日のユーロは下落の始まりとなり
ユーロドルは一時1.050付近まで売り込まれることとなりました。
この結果を受けてイタリアのレンツィ首相は辞意を表明しました。
(ユーロドル一時間足)
しかし、そのあとは下落が続くことはなく
イタリア長期国債が反発を見せると同時にユーロも上昇をはじめ
日本時間の20時には前週の高値を上回ってきました。
(ドル円一時間足)
混乱を予想してスタートと同時に円が買われることとなり
朝一でドル円は113円を下回る場面がありましたが、
こちらはすぐに反発を見せ週末の終値を回復し、
16時ごろになると急激に米国10年物国債の利回りが上昇したことで
ドル円も再び上昇をはじめ114円を超え114.5円へと駆け上がりました。
(GOLD)
さらにこの金利の上昇はGOLDの価格にも影響を与え、
昨年12月の安値から今年7月の高値まで付けた幅の61.8%を割り込み
前週の安値を下回ってしまいました。
この先は下値の目途が立ちにくいですが、
1130を割り込んでくるようなことがあれば買ってみたいと思います。
(OIL)
GOLDとは逆にしっかりしているのがOILで、
OPECでの減産合意の後は今週の10日に非加盟国との会合で
減産合意の可能性があるとの報道からWTI原油先物価格は
1バレル52ドルを回復してきています。
原油は騙しあいのようなところが大きいのでよくわかりませんね。
需要が回復しているわけではありませんからね。
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■BBFライン1時間足
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USDJPY
113.83
+ライン順当・-ライン順当
EURJPY
122.53
+ライン乱れ・-ライン順当
GBPJPY
144.91
+ライン乱れ・-ライン順当
AUDJPY
85.05
+ライン乱れ・-ライン順当
EURUSD
1.076
+ライン乱れ・-ライン順当
GBPUSD
1.272
+ライン乱れ・-ライン順当
AUDUSD
0.747
+ライン乱れ・-ライン順当
※+ライン-ラインはボリンジャーバンドフィボナッチ
の±2シグマを指しています。
+ラインが乱れている時は上昇、-ラインが乱れている時は
下落方向に行きやすくなっています。
気にしておくと役立ちますよ。
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■指標発表
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09:30 豪【経常収支】-135億豪ドル★
12:30 豪【政策金利発表】1.50%★★★
16:00 独【製造業新規受注】前月比0.6%★
19:00 欧【GDP確定値】前期比0.3%/前年同期比1.6%★★
22:30 米【貿易収支】-417億ドル★
22:30 米【四半期非農業部門労働生産性改定値】前期比3.3%★
24:00 米【製造業新規受注】前月比2.5%★
★マークが多ければ多いほど、
値動きに影響の出やすい重要指標となります。
・数値はすべて予想になります。
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◆用語解説
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FX:
株式や商品などとは違い、鉄板の原理原則がある。
難しくもあり簡単でもある。なかなか厄介だが魅力がある。
ショート:
売りから入る取引の事。
個人的に大好きである。
ロング:
買いから入る取引の事。
個人的にあまり好きではない。
カベ:
一般にサポートアンドレジスタンスと言われている物が一番近いが
メチャクチャ奥が深くここに書くことは不可能。
「BBFアドバンス」にてそのすべてが解説されている。
三角関係:
通貨ペアというものは個々の動き価格をあらわしてはいるが、
ドルストレートやクロス円などを見ることで
それが単独で動いているものではなく関係性があり
各通貨の強弱を見ることができる。
通貨の巴と表現することもあり、これが分かっていなければ
複数の通貨ペアをトレードすることは無謀の極み。
「三角関係」で学習可能
指標トレード:
各国の重要な経済指標が発表されるときに合わせてトレードすること
米国雇用統計が一番アツい!
米国雇用統計:
基本毎月第一週の金曜日に発表になる非農業部門雇用者数変化と失業率。
為替トレーダーが沸き立つ日でもあり、普段以上の値幅が出ることが多いため
この日だけを狙うようなトレーダーも存在する。
個人的にはこの数字はあまり信用していないが動けばうれしい。
日経平均:
日経225とも言い、東京市場に上場している全業種の中から選出された
日本を代表する225銘柄の平均値を加工した指数。
寄り付き:
株式市場が開く時間の事で、現在は9時
後場寄りというものもあり現在は12時半。
大引け:
株式市場が閉まる時間の事で、現在は15時
前引けというものもあり現在は11時半。
ザラ場:
株式市場で取引が行われている時間のこと。
GPIF:
公的年金の積立金を運用する独立行政法人、
世界最大の年金基金である。いまのところは
WTI原油:
ウエスト・テキサス・インターミディエートの略で、
ガソリンを多く取り出せる高品質な原油。
ブレント原油:
主にイギリスの北海にあるブレント油田から採鉱される硫黄分の少ない軽質油
ゆえにポンドは資源国通貨ともいえる。
プルバック:
押し目とか戻りといったようなこと。
実際にトレンドフォローでトレードをするときには重要な考え方。
格付け会社:
信用状態に関する評価の結果を記号や数字を用いて
表示した等級(信用格付け)を付与する企業。
格付けを本気で信用する人がどれくらいいるのかは謎?
スプレッド:
売値と買値の幅、これが基本的にはブローカーの収益になる。
ハウスエッジともいう人もいる。
マーチンゲール:
負けたら同じ方向に倍額をかけていくという昔からある手法
勝率が二分の一であればいずれは必ず勝つことができる。
資金が無限にあればの話。
無限にあるのであればそもそもやる必要はありませんが。
フルレバ:
レバレッジを最大限かけて勝負をすること。
FullLeverageの略
例えば10万円の資金で10pips逆行全損を覚悟で
やるような取引。
BREXIT:
英国によるEU離脱のこと。
ショートカバー:
ポジションを解消している動き。この場合は売りポジションを買い戻すこと。
買いポジションを解消する際の言葉はロングカバーではない。
というか、そもそも言葉がない。
SQ:
スペシャルクォーテーション「特別清算指数」。月の第2金曜日。
先物・オプション取引の清算価格を決定する一大イベント。
3.6.9.12月をメジャーSQといい、それ以外の事をマイナーSQという
株式ディーラーの月に一度のお祭り。
為替ディーラーでいうところの雇用統計。
イールドカーブ:
縦軸を「債券の利回り」、横軸を「債券の残存期間(満期日までの期間)」として、
両者の関係を表す曲線のことを言います。
パリティー:
等しい等価という事。直先スプレッドが金利差と一致している均衡状態。
ユーロドルやユーロポンドが1になること等も。
仮想通貨:
電子マネーともいう。一般に流通している国家が価値を保証している通貨ではなく
ネット上で決済を行われているもの。
ビットコイン・リップル・ライトコイン・モナーコインなどがある。
CDS:
社債や国債、貸付債権などの信用リスクに対して、
保険の役割を果たすデリバティブ契約のこと。
買い手が債権者となりプレミアを払う事で期間中に
その対象がデフォルトした場合に売り手から保証してもらえる。
保険のようにずっと保有している必要はなく、
期間中に売買することができる投機性の高い商品。
サマータイム:
米国では大体4月第一週の日曜日午前2時から10月最後の日曜日午前2時まで
欧州では3月最終日曜日の午前1時から10月最後の日曜日午前1時まで。
踏み上げ:
売りポジションがたまった状態で上昇を続け、
ロスカットが大量に入りさらに上昇すること。
投げ売り:
買いポジションのロスカット。
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