[ベルリン 23日 ロイター] - IHSマークイットが発表した9月のドイツ総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.1で、6年半ぶりに50を下回った。製造業の不振が予想を上回ったほか、サービス部門も減速した。
前月は51.7だった。
好不況の分かれ目となる50を割り込むのは、2013年4月以来初めて。
IHSマークイットのフィル・スミス氏は「ドイツ経済は第4・四半期に向けて弱くなっている。19年末まで拡大は見込めないかもしれない」とコメントした。
製造業PMIは41.4で過去10年余りでの最低水準。スミス氏は「製造業の数字はひどい。貿易戦争、自動車業界の見通し、ブレグジットを巡るすべての不透明感が受注に影響している。9月は09年の金融危機以来の深刻な状況だ」と述べた。
サービスPMIは52.5。前月は54.8だった。
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