40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

後場に注目すべき3つのポイント~決算等を手掛かりとした個別物色に

発行済 2016-10-26 12:28
更新済 2016-10-26 12:33
後場に注目すべき3つのポイント~決算等を手掛かりとした個別物色に

後場に注目すべき3つのポイント~決算等を手掛かりとした個別物色に


26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい

・決算等を手掛かりとした個別物色に
・ドル・円は104円27銭付近、ドル小じっかり、日本株安も上昇基調を維持
・任天堂、トリドールなど12社のレーティング格上げ


■決算等を手掛かりとした個別物色に


日経平均は小反落33.76円安の17331.49円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えている25日の米国市場では、決算内容がまちまちのなか、業績動向を見極めたいとする思惑から売りが先行注目されたアップルは、一株利益やiPhone販売台数は予想を上回ったものの、売上高は僅かに下振れたことから、時間外ではやや弱含みにシカゴ日経225先物は大阪比30円安の17350円となり、利食い優勢のスタートとなった

もっとも下値の堅さも意識されており、寄付き直後に17300円を下回る局面もみられたが、その後は17300円を上回っての推移が続いている東証1部の騰落銘柄は値下がり数が若干上回っているが、ほぼ拮抗規模別指数は大型、中型株指数は下げているが、小型株指数はプラス圏での推移となっているセクターでは精密機器、水産農林、食料品、不動産が上昇する半面、鉱業、機械、ゴム製品、保険、輸送用機器が冴えない

米アップルの時間外での弱い値動きの影響もあってか、模様眺めムードの強い展開に映るただ、決算が本格化している中であり、個別では決算を手掛かりとした物色が中心また、主力処が手掛けづらい半面、マザーズ指数は5営業日ぶりに反発するなど、中小型株に資金がシフトしているようである日替わり物色になりやすい面はあろうが、後場も決算等を手掛かりとした個別物色に向かいそうである

その他、TOPIXが僅かだがマイナスで前場の取引を終えており、後場は日銀のETF買い入れによる下支えが意識されやすい決算本格化で積極的な上値追いは厳しいだろうが、下値の堅さが強く意識されており、押し目待ちに押し目無しの心理状態にもなりそうだ


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)



■ドル・円は104円27銭付近、ドル小じっかり、日本株安も上昇基調を維持


26日午前の東京外為市場では、ドル・円は小じっかり日本株安のなか104円台で上昇基調が続いたドル・円は、前日海外市場の上昇基調を受け継ぎ、104円台で買い先行の展開日経平均株価はマイナス圏ながら下げ渋り、目先の株高を見込んだドル買いが続いたその後は材料が乏しいため積極的な動きは手控えられ、上昇は一服

ランチタイムの日経平均先物は弱含む展開だが、前日同様、104円台前半は買いが入りやすいようだ一方で、104円台半ば以上の水準では引き続き売り圧力が観測され、アジア市場では上値が抑えられる可能性があろう

ここまでのドル・円の取引レンジは104円02銭から104円39銭、ユーロ・円は113円27銭から113円60銭、ユーロ・ドルは1.0875ドルから1.0892ドルで推移した

12時26分時点のドル・円は104円27銭、ユーロ・円は113円56銭、ポンド・円は126円85銭、豪ドル・円は80円15銭で推移している


(為替・債券アナリスト 吉池威)



■後場のチェック銘柄


・任天堂 (T:4972)、トリドールなど12社のレーティング格上げ

・ヒップ
、モジュレ、綜研化学などがストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・クラッパー米国家情報長官
「北朝鮮の非核化実現を望んでもおそらく成功の見込みはない」



☆後場の注目スケジュール☆



・15:00 独・11月GFK消費者信頼感指数(予想:10.0、10月:10.0)


<WA>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます