(ドル円一時間足)
今更感は否めませんが、
米国金利は0.25%引き上げられ年内の利上げ予想もあと2回と
既に織り込み済みとなっていた結果になったことで
失望感からのポジションを解消するドル売りが出たことから
ドルが全面安になり、
ドル円は113.1まで下落することとなったわけです。
この水準は前にお伝えしたフィボナッチ・リトレースメントを入れた際の
天井からの61.8押し付近にあたります。
時間も時間だっただけにそこで拾えた人は
いなかったのではないでしょうか。
ただそのあと16時台の急落で113円台を割れたところでは
拾えた人はいるかもしれませんね。
この時間には日銀金融政策決定会合を終えた黒田総裁の会見があり
そこでの発言に対しての反応であったため
正直危険であったことは間違いありません。
さらにチャートパターンから言っても、
急落⇒停滞⇒下抜け
だったわけですからそのまま再下落という事が考えられるからです。
そうなった場合には100%戻しである111.5辺りまでの
下落も想定しておく必要があったわけですからね。
そこまで許容できるのであれば問題ありませんが。
昨日はそれ以外にも豪州の雇用統計があったのですが、
これが非常に弱い数字だったわけで
失業率が0.2%悪化したうえに
新規雇用者数が1.6万人増加予想から一転、
0.64万人の減少という逆サプライズという結果になりました。
(オージードル日足)
オージードルはその前に米国雇用統計を受けて対ドルで上昇していたため
また利下げムードが再燃し下落に転じるのかと思いましたが
利上げからの上昇幅130pipsからすると4分の1程度しか落ちずに
すぐに切り返していきました。
ただオージー/ドルは日足ベースでみると緩やかながら
高値切り下げの下落トレンドを形成しているため、
ここからさらに上を目指せるかどうかは注目したいところです。
話は戻ってドル円ですが、
今回こそは111.5から115.5のレンジを抜けてくれると思っていたのに
また当分お預けとなりそうですね。
取りやすいといえばそれまでですが。
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■BBFライン1時間足
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USDJPY
113.30
+ライン順当・-ライン乱れ
EURJPY
122.02
+ライン順当・-ライン乱れ
GBPJPY
140.00
+ライン順当・-ライン乱れ
AUDJPY
86.97
+ライン乱れ・-ライン順当
EURUSD
1.076
+ライン乱れ・-ライン順当
GBPUSD
1.235
+ライン乱れ・-ライン順当
AUDUSD
0.767
+ライン乱れ・-ライン順当
※+ライン-ラインはボリンジャーバンドフィボナッチ
の±2シグマを指しています。
+ラインが乱れている時は上昇、-ラインが乱れている時は
下落方向に行きやすくなっています。
気にしておくと役立ちますよ。
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■指標発表
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19:00 欧【貿易収支】★
19:00 欧【建設支出】★
22:15 米【鉱工業生産】前月比1.4%★★
22:15 米【建設許可件数】前月比0.2%★
23:00 米【ミシガン大学消費者態度指数速報値】97.0★
23:00 米【景気先行指標総合指数】前月比0.4%★
★マークが多ければ多いほど、
値動きに 影響の出やすい重要指標となります。
・数値はすべて予想になります。
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◆用語解説
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上場廃止:
上場廃止の可能性がある場合「監理銘柄」に指定替えされ
その8営業日後に「整理銘柄」となり約一か月間を経過すると
上場廃止となる。
青天井:
どこまで行くのか見当もつかないくらい強い上昇の事。
売りを仕掛けている人にとっては地獄の苦しみ。
指し値オペ:
日銀があらかじめ決まった価格で国債を購入する
指値オペレーションの事。
これを行う事により国債の下落=金利の上昇を抑える効果がある。
ブックメーカー:
賭博屋のことであり、ブッキーとも呼ばれる欧米の合法商売。
中には戦争の勝ち負けを賭けるようなものまである。
どてん:
売りから買いへ、買いから売りへポジションを変えるコト
フラッシュクラッシュ:
瞬間的な急落のことを言う
半値八掛け二割引:
仕手株が崩れた時の止まり目として言われていた格言
FX:
株式や商品などとは違い、鉄板の原理原則がある。
難しくもあり簡単でもある。なかなか厄介だが魅力がある。
ショート:
売りから入る取引の事。
個人的に大好きである。
ロング:
買いから入る取引の事。
個人的にあまり好きではない。
カベ:
一般にサポートアンドレジスタンスと言われている物が一番近いが
メチャクチャ奥が深くここに書くことは不可能。
「BBFアドバンス」にてそのすべてが解説されている。
三角関係:
通貨ペアというものは個々の動き価格をあらわしてはいるが、
ドルストレートやクロス円などを見ることで
それが単独で動いているものではなく関係性があり
各通貨の強弱を見ることができる。
通貨の巴と表現することもあり、これが分かっていなければ
複数の通貨ペアをトレードすることは無謀の極み。
「三角関係」で学習可能
指標トレード:
各国の重要な経済指標が発表されるときに合わせてトレードすること
米国雇用統計が一番アツい!
米国雇用統計:
基本毎月第一週の金曜日に発表になる非農業部門雇用者数変化と失業率。
為替トレーダーが沸き立つ日でもあり、普段以上の値幅が出ることが多いため
この日だけを狙うようなトレーダーも存在する。
個人的にはこの数字はあまり信用していないが動けばうれしい。
日経平均:
日経225とも言い、東京市場に上場している全業種の中から選出された
日本を代表する225銘柄の平均値を加工した指数。
寄り付き:
株式市場が開く時間の事で、現在は9時
後場寄りというものもあり現在は12時半。
大引け:
株式市場が閉まる時間の事で、現在は15時
前引けというものもあり現在は11時半。
ザラ場:
株式市場で取引が行われている時間のこと。
GPIF:
公的年金の積立金を運用する独立行政法人、
世界最大の年金基金である。いまのところは
WTI原油:
ウエスト・テキサス・インターミディエートの略で、
ガソリンを多く取り出せる高品質な原油。
ブレント原油:
主にイギリスの北海にあるブレント油田から採鉱される硫黄分の少ない軽質油
ゆえにポンドは資源国通貨ともいえる。
プルバック:
押し目とか戻りといったようなこと。
実際にトレンドフォローでトレードをするときには重要な考え方。
格付け会社:
信用状態に関する評価の結果を記号や数字を用いて
表示した等級(信用格付け)を付与する企業。
格付けを本気で信用する人がどれくらいいるのかは謎?
スプレッド:
売値と買値の幅、これが基本的にはブローカーの収益になる。
ハウスエッジともいう人もいる。
マーチンゲール:
負けたら同じ方向に倍額をかけていくという昔からある手法
勝率が二分の一であればいずれは必ず勝つことができる。
資金が無限にあればの話。
無限にあるのであればそもそもやる必要はありませんが。
フルレバ:
レバレッジを最大限かけて勝負をすること。
FullLeverageの略
例えば10万円の資金で10pips逆行全損を覚悟で
やるような取引。
BREXIT:
英国によるEU離脱のこと。
ショートカバー:
ポジションを解消している動き。この場合は売りポジションを買い戻すこと。
買いポジションを解消する際の言葉はロングカバーではない。
というか、そもそも言葉がない。
SQ:
スペシャルクォーテーション「特別清算指数」。月の第2金曜日。
先物・オプション取引の清算価格を決定する一大イベント。
3.6.9.12月をメジャーSQといい、それ以外の事をマイナーSQという
株式ディーラーの月に一度のお祭り。
為替ディーラーでいうところの雇用統計。
イールドカーブ:
縦軸を「債券の利回り」、横軸を「債券の残存期間(満期日までの期間)」として、
両者の関係を表す曲線のことを言います。
パリティー:
等しい等価という事。直先スプレッドが金利差と一致している均衡状態。
ユーロドルやユーロポンドが1になること等も。
仮想通貨:
正式には暗号通貨。電子マネーともいう。
一般に流通している国家が価値を保証している通貨ではなく
ネット上で決済を行われているもの。
ビットコイン・リップル・ライトコイン・モナーコインなどがある。
CDS:
社債や国債、貸付債権などの信用リスクに対して、
保険の役割を果たすデリバティブ契約のこと。
買い手が債権者となりプレミアを払う事で期間中に
その対象がデフォルトした場合に売り手から保証してもらえる。
保険のようにずっと保有している必要はなく、
期間中に売買することができる投機性の高い商品。
サマータイム:
米国では大体4月第一週の日曜日午前2時から10月最後の日曜日午前2時まで
欧州では3月最終日曜日の午前1時から10月最後の日曜日午前1時まで。
踏み上げ:
売りポジションがたまった状態で上昇を続け、
ロスカットが大量に入りさらに上昇すること。
投げ売り:
買いポジションのロスカット。
VIX指数:
ボラティリティーインデックス。別名恐怖指数と呼ばれ、
世界経済が不透明になってくると上昇する性質を持つ。
大発会・大納会:
年の初めと年の終わりの取引日、はっかい・のうかいと読む。
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