今日も東京市場、堅調展開。
春風相場が続いている。
こう見てよい状況です。
ただ勢いという点になるとやや気掛かりな状況です。
昨日の東証一部の上昇株、下落株の数を覚えておられるでしょうか。
上昇銘柄は873、
値下がりは1158。
下落銘柄の方が多数でした。
■株で作ろ1億円!!
指数は上昇しても、 上昇銘柄より下落銘柄が多い。 当然これは素直に喜べません。
ところが日経平均の上昇だけで判断し、 「よい展開だ」 と喜んでいる投資家が、チコちゃん流にいうなら、 「なんと多いことよ」 です。
上昇銘柄と下落銘柄を比べて、 後者が多いとなったら、 日経平均が上昇していても、 ここはちょっと買えないな・・・、 とすぐに対応を決められます。
株式投資では、対応の早さが大事。 ぐずぐずしていると、 買いタイミングだけでなく、 売りタイミングも逃してしまいます。
そのため決断を早めるには、 やはりデータを見る。 これが不可欠ですので、 騰落銘柄数くらいは調べるようにしたいですね。 さほど手がかかることではないので。
株は誰でも簡単に入手可能なデータをしっかり分析する。
これをやれば、かなり勝利確率が高まります。 そのために役立つデータの一つが、 上昇銘柄数と下落銘柄数の比較になります。 ぜひチェックするようにしたいですね。
難しい作業ではないですし。
ここで話しが飛びますが、 昨日は強かったのはアドバンテストや東京エレクトロンなど、 半導体関連銘柄。
ではどうして半導体関連株だったのか。 米国で主な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が 過去最高値を更新したからです。
近年、SOX指数に対する関心は、
私も大分薄らいでいました。
しかしいまは違います。 半導体関連株が買われはじめているのです。 この状況はしばらく変わりそうにありません。