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チャート分析:貿易戦争中のラッセル2000のトレード

発行済 2019-05-23 09:00
更新済 2020-09-02 15:05

米中貿易戦争の激化によって株式市場は大きなリスクにさらされると報道され、大型株は影響を受けてはいる一方で、小型株に目を向けてみると引き続きアウトパフォームしている。

多国籍企業の成長は、輸出に頼っているためもちろん米中貿易戦争のリスクにさらされているものの、まだその影響が大きく米国市場全体を襲っているわけではない。

我々はこの見解について、貿易戦争中の ドル高が影響していると考えている。

Russell 2000 Daily Chart

ラッセル 2000は年初来で14.5%の上昇となっている一方で、ダウは主要株価指数のうちで最も上昇率は悪く11%のみである。

ラッセルは現在は、ヘッド&ショルダーコンティニュエーションパターンであり、上抜けはさらなる上昇を招く可能性がある。

今月には、50日移動平均線が200日移動平均線を上抜けしゴールデンクロスを形成している。このゴールデンクロスは、昨年12月の暴落以降ではじめてのことであり、今後も上昇トレンドが続くことを示唆している。

注意事項:現在の水準から約5%上のネックラインである1630を上抜けした場合のみ、強気パターンとなる。現在50日移動平均線の水準がサポートラインになっている一方で、ペナントとなり持ち合いを続けている。ペナントの上方では200日移動平均線が控えていることや、今月初めの下落が再開しペナントの下抜けする可能性もまだ残されている。

もしペナントの下抜けが発生したら、上昇チャネルの下限もした抜けすることになり、2月25日からのダブルトップを形成することになるだろう。もし3月25日の安値を下回ることになれば、買い方の勢いは弱まり下落する可能性が高まる。

トレード戦略

慎重なトレーダーは、ペナントの上限を上抜けすることによって、ヘッド&ショルダーボトムが完成することを待つべきだろう。ネックラインは右肩上がりであるため、明確な上抜けとなるにはこのネックラインの上昇角度より大幅に抜ける必要があるだろう。ペナントの上限から3%以上の上抜けを3日間維持することを確認することで、騙し上げを避けることができる。そしてその後の下落でネックラインを割らず、大陽線で力強さを確認したらロングエントリー。

一般トレーダーは、終値で200日移動平均線を上抜けすることを確認することによってエントリー。

積極的なトレーダーは、現在ロングエントリーするか、押し目で上昇チャンネルの下限まで待つことでエントリー。

トレード例

  • エントリー: 1,520

  • 損切: 1,490, 3月25日の安値、ヘッド&ショルダーボトムのヘッド

  • 損切幅: 30ポイント

  • 目標価格: 1,610, 上昇チャネルラインの上限、ヘッド&ショルダーボトムのネックライン

  • リスクリワードレシオ: 1:3

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