☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
まだ高値圏の保ち合いという感じです。まだまだ移動平均線や基準線からの乖離も大きく、RSIやストキャスティックスも高値圏からの調整となっており、日柄調整が続くか値幅調整となるのでしょう。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
金曜日で-閑話休題-朝のコメントでも述べたのですが、日銀の施策などを勘違いしている人たちが多いということです。ETF(上場投資信託)の買い入れも決して株価の買い支えではなく、マイナス金利ということも勘違いしている面もあると思います。決して公定歩合がマイナスということでもなく、マイナスとなっているのは国債の「金利」ではなく「利回り」であり、銀行が日銀に預けてあるお金の「一部がマイナス」となっているだけなのです。ですから、金利をマイナスで貸し出すということでなくてもいいわけで、結局は低コスト=ほとんどゼロの金利で企業がお金を調達できるということが大事なのです。
そして、企業が非常に低いコストでお金を借りられるということになると、それだけ投資をすることができるということになるし、低金利ということであれば、銀行は日銀に預けてマイナスとなるよりは、企業に貸して金利がゼロでもいいということになるのです。