☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
いったん下値を試す動きになった。「アイランドリバーサル」という形であり、30,200円水準が当面30,000円を割り込んで下値を試す動きになるのだろう。
☆ 相場雑感 ☆
買われすぎ銘柄の買い戻しが一巡となるとこうした調整がみられるということだろう。ファーストリテイリングなどは需給から言えば大きく売られることはないのかもしれないが、こうした状況であればいずれ日経平均の見直しにつながるのではないかと思う。
かつて、1980年代バブルの時も品薄銘柄が大きく買われ、銘柄入れ替えで暴落をしたケースがあり、ITバブルも、銘柄入れ替えで暴落となった。特に今回のバブルはサブプライムバブルと同じで、株価や暗号資産の価格だけのバブルであるから、指数の構成などが変わることがバブル崩壊につながるということになる。
逆に言えば、ファーストリテイリングやソフトバンクGなどほんの一握りの株価を示す指数として生き残るということであれば、1980年代バブル時の高値である38,915円を超えて来るということになるだろう。日経平均の見直しの声は全く聞こえてこないが、新規組み入れ銘柄の株価次第では波乱もあるということだ。
あとは金利が問題になる。2015年夏の暴落や2016年初めの暴落、そして2018年2月、3月の暴落や2018年秋から冬にかけての暴落はすべて金利上昇が引き起こした下落スパイラルであり、ここからは金利と指数見直しなどが大きく問題となってくるのだと思う。
株式市況解説動画は1日4回配信中です!
→ https://youtube.com/c/JeanPierrePyxis
無料メルマガ会員募集中!
→https://s-pyxis.com