☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
75日移動平均線に上値を押さえられた形だ。25日移動平均とのデッドクロスも近く、戻れば売りという状況が続くのだと思う。
☆ 相場雑感 ☆
積極的に売り買いする材料がないというよりは積極的に売り買いする人がいないということだ。緊急事態宣言の発出も売り材料といれば売り材料だろうし、米国の増税の話も、暗号資産への規制強化への話も、いずれも一種のバブル退治という面もあり、バブル崩壊が近いというイメージだ。
ただ、その割には売り急ぐということでもなく、「どーせすぐには増税はないだろう」とか、議会と大統領のねじれからすんなり法案が通るわけがないということで増税も真実味が薄いということかもしれない。ただ、いずれにしても金融緩和の終了も近いということだろうから、上値は重くなると思う。
日銀の金融政策決定会合でも金融緩和の終了=テーパリングなどが話題にはなるだろう。こういう状況下で金融緩和の終了が近いということになると株式市場では買われすぎ銘柄を中心に売られることになると思う。
いずれにしても業績が回復する、好調な業績な企業が多いとみられているなかで株価の上値も重くなってきており、好調な業績の先を見て売られるものも出て来ると思う。当面は日経平均も上値は重く、28,500円~29,500円を中心とした保ち合いが続くとみている。
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