目次
●為替相場
●白金相場
●金相場
●原油相場
為替相場
トルコリラ円が急落しました。
トルコが米総領事館の現地職員を逮捕したことを受けて、米国が報復措置として、トルコの米大使館がビザ申請処理を中止したことが、リラ売りの要因です。
スワップ狙いのはずが、ロスカットにヒットした犠牲者が多数発生した模様です。
日本の祝日、米国コロンブスデーで参加者少なかったことも影響しました。
スワップ狙いでの資金配分の重要性が指摘されます。
上記のような突発材料はあるものの、根底にドル高による新興国通貨安の動きがあると考えるため、この急落がチャンスとも言い切れません。
狙うにしても市場が落ち着くまで待っても良いと感じています。
白金相場
レンジ下限で何とか切り返したといった印象です。
ランドは、ドル高による新興国通貨安の影響もあり、ランド安が進行しています。
金との鞘では1300円程度が限界となるか注目です。
金相場
ドル建ては、200日移動平均線で反発。
米雇用統計は強弱まちまちの中、どちらかというと強い印象でした。
それにもかかわらず金はもう下げませんでした。
引き続き、ETF残高も注視する必要があります。
原油相場
引き続き、ファンドの買い越しが過去最高(ブレント原油)水準にあります。
手仕舞い売りによる下げに警戒が必要です。
当記事は、「セントラルマーケットコラム~経済金融・コモディティ~」からの転載です。またコラムでは、経済金融、貴金属のスペシャリストによるコラムも掲載しております。こちらもぜひご覧ください。
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