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ドル円&ユーロドルのチャートポイント

発行済 2016-01-29 10:27
更新済 2023-07-09 19:32
アナリストコメント
市場の耳目は日銀金融政策決定会合に集中。今回の焦点に関しては既述の通り。会合後、そして黒田総裁の会見後、ドル円とユーロドルは以下のチャートポイントをブレイクする可能性あり。
ただ、ユーロドルに関してはEBCによる緩和強化観測と米国経済の不透明感を背景に1.08-1.10のレンジ相場が継続する可能性あり。

USD/JPY
 
レジスタンス
119.76:リトレースメント50.00%
118.87:リトレースメント38.20%

サポート   
117.51:一目/転換線
117.00:サポートポイント、ビッド

攻防分岐は、リトレースメント38.20%-119.00のレジスタンスゾーンで変わらず。RSIが売り買い分水嶺の50.00付近まで上昇している点を考えるならば、レンジブレイクした場合は、オファーが観測されている119.50、リトレースメント50.00%の119.76レベルをトライする展開が想定される。尚、後者のレベル前後(119.75-85)にもオファーの観測あり。
一方、下値の焦点は日足の一目/転換線(黄ライン)レベルの攻防で変わらず。下方ブレイクした場合は、117円台の維持が焦点となろう。118.00、117.70-50そして117.00にはそれぞれビッドの観測あり。

【ドル円日足チャート】
http://jp.investing.com/upload_images/testImg200010273.png


EUR/USD
レジスタンス
1.1000:レンジの上限(日足一目/雲の上限)
1.0940:89日MA

サポート   
1.0860:日足一目/雲の下限
1.0815:サポートライン(トライアングル下限)

ローソク足の実体ベースでレジスタンスラインの突破に成功(この突破はトライアングルの上方ブレイクと考えることもできる)。しかし89日MA(黄ライン)の突破に失敗している点を考えるならば、本日の攻防分岐はこのMAとなろう。RSIが売り買い分水嶺の50.00を上回る状況へ転じていることを考えるならば、このMA突破を常に想定したい。
ただ、89日MAの突破に成功しても1.10レベル(日足一目/雲の上限)を完全に突破出来ない限りは、1.08-1.10のレンジ相場継続を想定したい。1.0980レベルにはオファーの観測あり。

一方、下値は日足の一目/雲の下限の維持が焦点となろう。雲を下方ブレイクした場合は、昨年12月3日安値1.0521を起点としたサポートライン及び1.0780レベルの維持が次のサポートポイントとして浮上しよう。

【ユーロドル日足チャート
http://jp.investing.com/upload_images/testImg200010273.png

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