― G7終了後の安住大臣・白川総裁 共同記者会見における総裁発言要旨
2011年9月12日 日本銀行
―― 於・マルセイユ(フランス) 2011年9月9日(金) 午後11時27分から約25分間(現地時間)
【冒頭発言】
ただいまの安住大臣のご説明に尽きますが、今回のG7でも非常に率直な意見交換ができ、有意義であったと思います。日本経済については大臣から包括的な説明がありましたので、私からは主として円高が日本経済に与える影響について詳しく説明しました。この円高の背景を考えてみると、世界の投資家の安全資産選好があるわけですが、その根源を辿ると、世界経済全体の不確実性の増大ということが指摘できます。なかんずく欧州、米国における債務問題が、不確実性の増加につながっています。私からは、欧州、米国が財政の問題にしっかり取組んでいくことを期待する旨、申し上げました。
それ以外にも様々な議論がありましたが、経済政策運営との関係では金融危機の後の経済政策運営を考えるうえで、日本の経験にも言及しながら、どのような教訓をひき出し、政策運営にどのように活かしていくべきかということを説明しました。
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