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【速報】「最終軌道進入、惜しくも失敗」ヌリ号「半分の成功」　　ヘラルド経済　　 　2021.10.21. 午後 6:29 韓国型ロケット「ヌリ号」の打ち上げに成功した。 ただ、衛星模写体が700キロ上空の目標軌道に安着できず、完璧な成功を収めることはできなかった。 ヌリ号は21日午後5時、全羅南道高興（チョルラナムド·コフン）の羅老宇宙センター第2発射台から赤い火炎と煙を噴出しながら空に舞い上がった。 ヌリ号は計画通り、1段目、2段目ロケットの分離、3段目ロケットのエンジン停止、衛星模写体の分離まで成功裏に進められた。　　 ヌリ号は打ち上げから3分後にフェアリング（衛星カバー）、4分後に高度258キロで2段目のロケットが分離した。 その後、3段ロケットのエンジンが点火され、5分後に高度300キロを通過、9分後に650キロを通過した。 12分後に3段ロケットのエンジンが停止し、15分後に目標高度である700キロメートル上空で衛星模写体の分離に成功した。 20分後、ヌリ号は追跡が終了した。 ヌリ号は基礎設計からエンジンまで全て国内で独自開発した。 ヌリ号は3段型の発射体で、1段目は75トン級の液体エンジン4基をセットした300トン級エンジンで構成された。 第2段は75トン級液体エンジン1基、第3段は7トン級液体エンジン1基で構成される。 全長はマンション15階の高さに匹敵する47.2mに達し、最大直径は3.5m、総重量は200トンにもなる。 ヌリ号の開発には2010年から総額1兆9572億ウォンの予算が投入されている。　　　 ヌリ号は来年5月19日、2回目の打ち上げに挑戦する。 韓国航空宇宙研究院は2027年までに4回の打ち上げを通じて信頼性を確保し、民間企業に関連技を移転するという計画だ。