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今週注目の3銘柄:アドビ、コストコ、エクソンモービル

今週大きく動く可能性の高い3銘柄である。

投資家は調整局面の深刻さを確認しようとしており、先週の一連のネガティブなニュースは市況産業株にとって下押し圧力となった。

先週はカナダでファーウェイテクノロジーズのCFOが逮捕された。このニュースは米中貿易問題が合意に至る可能性を低下させ、成長株を下落させる要因となっている。

投資家は高成長株のポジションを解消し、金融機関は世界の経済成長や需要の伸びを妨げる米中緊張を懸念している。

以下の3銘柄は、これらのマクロ環境や決算報告、業界のトレンドによって、今週大きく動く可能性の高い銘柄である。

1.アドビ

Adobe (ADBE) - 1-Month Chart

フォトショップで有名なアドビシステムズ (NASDAQ:ADBE)は、株式市場が急落する中で唯一勢いを失っていないテクノロジー株である。11月30日木曜日の第4四半期決算報告で、我々は同社の堅調さを知ることとなるだろう。

9月の同社の予測によると、売上高は24.2億ドルとなりEPS(一株当たり純利益)は1.87ドルになるとのこと。同社はカリフォルニアのサンノゼに拠点を置いている。

同社は法人向け製品に注力すると同時に、クリエイター向け製品によって収益を上げている。同社はマーケティングやEコマースの分野でセールスフォース(NYSE:CRM)と競合しており、コア事業であるクリエティブ製品を強化しつつ法人向け製品のシェアを拡大していくことで、さらなる成長を試みている。

3ヶ月間で同社株は約10%下落している。しかし、同社株は今年に入って35%上昇しており、執筆時点で240ドルで取引されている。

2.コストコ

Costco (COST) - 1-Month Chart

最近の株式市場の下落は投資家心理を悪化させているが、米国内大手の小売株は他のセクターに比べて高い株価を維持している。

12月13日ににコストコホールセール(NASDAQ:COST)は 2019年の第1四半期決算を発表することによって、小売株は再び注目を集めるだろう。

同社が11月末に345.4億ドルの売上高を計上したことを受け、アナリストは今期に1.62ドルのEPSを予測している。ウォルマート(NYSE:WMT)を含めた大手小売業者の第3四半期決算が好業績であったことを考慮すると、コストコは予想を上回る高い純利益を叩き出すだろう。

しかし、米中間の関税額が増加しコスト圧力が高まった場合、同社の今後の見通しの方が投資家にとって重要なものになるだろう。

3.エクソンモービル

Exxon Mobil (XOM) - 1-Month Chart

金曜日のOPEC総会で減産について合意に達し、エクソンモービル(NYSE:XOM)などのエネルギー株の反発を期待していた投資家は来週の市場に注目するだろう。

OPECやロシアなどのOPECプラスは、日量120万バレル/日の減産を行うこととなった。OPEC諸国が80万バレルの減産を行い、ロシア主導のOPECプラスが40万バレルの減産を行う予定である。

同社やシェブロン(NYSE:CVX)などの米国大手石油企業の見通しを明るくする今回の合意を受けて、ロンドンインターコンチネンタル取引所のブレント原油は5.2%上昇した。

大幅な原油安によって、10月の最高値である86.89ドルから約10%の同社の時価総額を失っていた。しかし、減産によって原油価格が上昇し続ける限り、原油株は下降トレンドにおける避難先となるだろう。

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