日本高純度化学は、パッケージ基板を含む電子部品のプリント基板、コネクタ及びリードフレーム等の接点・接続部位に使用される貴金属めっき用薬品の開発、製造及び販売を主な事業内容とする。【事業内容】特にプロセスアドバイス及びアフターフォロー等までも含めた総合的な提案・提供を行い、ユーザーのニーズに密着した製品の開発、製造及び販売に努める。仕入段階で、同社は貴金属化成品メーカーより貴金属地金及び貴金属(金、銀、パラジウム)を含んだ薬品(貴金属薬品)を仕入れる。また、一般化学工業薬品メーカーより非金属化学薬品を仕入れる。生産段階で、同社は国内外のユーザー及び国内外の販売代理店から受注して生産を行う。顧客のニーズに合わせ、仕入れた原材料を調合することで、貴金属めっき用薬品が完成。外注段階で、同社は仕入れた貴金属(金、銀、パラジウムの地金)を貴金属化成品メーカーに支給し、貴金属薬品への加工を依頼するケースがある。化学薬品も市販品がない場合には、特注品を一般化学工業薬品メーカーに合成を委託し、新製品に応用するケースがある。特注品の委託の際には秘密保持契約(NDA)を交わして行う。販売段階で、同社は貴金属めっき用薬品を国内外のめっき専業メーカー、電子部品メーカー及び総合電機メーカーに販売。直接上記メーカーに販売するケースと国内外の販売代理店を通して販売するケースの2通りがある。国外は韓国、台湾、中国、シンガポールに販売代理店を置く。