川崎近海汽船グループは、主に近海地域における一般貨物船による海上輸送並びに、内航船及びフェリーによる国内海上輸送を行う。【事業内容】3つの事業セグメントを通じて運営する。内航部門は、不定期船輸送、定期船輸送、フェリー輸送を行う。不定期船輸送は、日本国内における内地諸港の不定期航路で行う。定期船輸送には、苫小牧/東京、日南/細島/東京、苫小牧・釧路/仙台・東京・名古屋・大阪、常陸那珂/苫小牧、釧路/日立、苫小牧/常陸那珂/清水/大分の航路がある。フェリー輸送は、八戸/苫小牧、宮古/室蘭の航路がある。近海部門は、バルク貨物輸送、木材貨物輸送、鋼材・雑貨輸送を行う。バルク貨物輸送の航路は、ロシア・ベトナム・インドネシア/日本(石炭)、日本/韓国(スラグ)、タイ/日本・フィリピン・マレーシア(石膏)、タイ/日本・韓国(砂糖)、フィリピン/日本(ドロマイト)、北米・カナダ/日本(穀物)、日本/韓国・シンガポール(セメント)である。木材貨物輸送の航路は、マレーシア・インドネシア・ベトナム/日本である。鋼材・雑貨輸送の航路は、日本/マレーシアである。オフショア支援船(OSV)部門は、オフショア支援船事業を行う。また、不動産賃貸事業を行う。子会社等は船舶の貸渡し、船舶の管理、船用品の販売、船舶用機器の賃貸等の業務を、フェリーターミナルにおいて売店や食堂によるサービスの提供を行う。