- 執筆:Fisco
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N・フィールドは、居宅事業を主な事業として展開する。【事業内容】同社は、介護保険制度及び医療保険制度に基づき、高齢者や精神疾患を持つ方が住み慣れた地域や家庭で「安全・安心・快適」な生活を送ることができるよう住環境のサポートや在宅療養の支援を行う居宅サービスを事業として取り組む。居宅サービスでは、精神疾患を持つ方に対する、訪問看護を主とし、賃貸事業(住宅支援)の居宅事業を運営する。訪問看護とは、精神疾患等の疾病を抱えながら生活している方で本人が希望し、主治医が訪問看護を必要と認め、主治医から指示書が処方された人に対して、国家資格若しくは都道府県知事資格免許をもった看護師・准看護師及び保健師等が在宅で療養上の世話または必要な診療の補助を行なう行為であり、いかにその人らしい生活、人生を送れるかということをサポートしていくものである。同社は、サポートを行うことにより、訪問看護料を得る。訪問看護料は、国民健康保険団体連合会、社会保険診療報酬支払基金より支払われる診療報酬及び利用者からの自己負担金で構成される。賃貸事業は、精神疾患を持つ方が地域で安全に、安心して暮らすことができることを目的として、自立するための住居の紹介を行うとともに、同社の訪問看護と連携し、地域で快適に生活できるよう支援するサービスを行う。一般の賃貸会社が行っている賃貸仲介業とは違い、同社が入居者に対する住居検索を行い、貸主となって物件オーナーと賃貸借契約を結び、貸主である同社が入居後の相談窓口となって病院やクリニック等の医療機関と連携し、安心して住める物件を提供する。