サンフロンティア不動産グループは、同社と連結子会社4社(サンフロンティア不動産投資顧問、SFビルサポート、ユービなど)により構成、不動産再生事業及び不動産サービス事業を行う。【事業内容】不動産再生事業は、主に、事業用不動産の再生を通して空室率を改善し、収益還元法による市場価値を高め、ビルオーナーや投資家に対して適正価格で販売するリプランニング事業、収益不動産を自社で継続して保有する賃貸ビル事業、その他不動産証券化事業等を行う。リプランニング事業は事業用不動産の再生事業を行う。借入金返済や自社ビル処分などの理由により売却、或いはその必要に迫られた空室率の高いビルなどを同社で一旦買い取る。その後、社内で再生企画を練り、エントランスや内外装をデザインし、電気、給排水、空調、エレベーター等の設備改修やオフィス・オートメーション(OA)対応はもとより、屋上緑化や太陽光発電設備の設置等、環境循環型社会のニーズに合致した仕様にリノベーションを行う。そのうえでテナント募集を行い、稼働率の高い賃貸ビルにすることで収益還元法に基づく市場価値を高め、事業用収益一棟ビルとして資金運用を行う投資家や一般事業法人に販売。賃貸ビル事業は同社の保有基準に従い物件を購入・保有し、賃貸事業を行う。不動産証券化事業等は、私募ファンドへの出資のほか、不動産証券化事業にかかる資産管理業務その他のサービス業務を受託するアセットマネジメント事業を行う。不動産証券化事業において、私募ファンドを企画組成し、出資を行うほか、他社ファンドへの出資等も行う。証券化手法の活用により、リプランニング事業の企画・出口戦略の多様化を図るとともに、不動産サービス事業との関連では専任物件の増加、大型物件の運営ノウハウの蓄積に繋げる。アセットマネジメント事業において、私募ファンドの保有する事業用不動産の資産管理を行うアセットマネジメント業務を受託。不動産サービス事業は、事業用不動産に特化し、都心部における仲介事業(売買仲介、賃貸仲介)、プロパティマネジメント事業、建築企画事業、滞納賃料保証事業等を行う。仲介事業について、売買仲介は金融機関や弁護士、サービサー(債権回収会社)等と連携し、事業用収益ビルや収益一棟マンション等の売却情報に対し、物件評価・査定を行い、購入希望者を紹介するコンサルティング型仲介事業を行う。賃貸仲介は都心部の事業用不動産に特化し、エリアを限定した地域密着型のオフィス、店舗の賃貸仲介事業を行う。プロパティマネジメント事業について、ビルオーナーの経営パートナーとして、建物管理から入居者管理、サブリースに至るまで、総合的なプロパティマネジメントを行う。清掃等の環境衛生管理業務から、警備等の保安管理業務、保守点検等の設備管理業務に至るまで、建物の総合メンテナンス業務を行う。建築企画事業について、事業用不動産、オフィス、マンション等のリニューアル企画並びに修繕・改修工事等を行う。テナントの入居・退去による内装工事、原状回復工事のほか、ビルオーナーからの注文工事、リニューアル工事も行う。滞納賃料保証事業は、事業用不動産のテナントの賃料支払債務をビルオーナーに対して保証する業務。平成26年9月9日、同社は東京ベースのビルを売却した。