40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

FOMC議事要旨に注目、利上げ時期探る=今週の米株式市場

発行済 2016-04-04 06:37
更新済 2016-04-04 06:40
© Reuters.  FOMC議事要旨に注目、利上げ時期探る=今週の米株式市場

© Reuters. FOMC議事要旨に注目、利上げ時期探る=今週の米株式市場

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 4日からの週の米株式市場では、6日に発表される3月15─16日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目が集まる見通し。 これまでの数週間、連邦準備理事会(FRB)当局者の発言には見解の相違が見られ、市場は混乱してきたが、FOMC議事要旨の発表で今後の利上げ時期についてより明確な手掛かりが得られる可能性がある。 発言の少ない当局者がイエレン議長の緩やかな利上げへのアプローチを支持するとの見方が広がれば、株価は押し上げられる可能性がある。 大方のFRBウオッチャーは6月に利上げが実施されると予想している。イエレン議長はインフレ率の上昇などデータで利上げが時宜を得ていることが示されない限り、利上げを望まない姿勢を示している。 BMOプライベート・バンクのシニアストラテジスト、ジェフ・ウェニガー氏は「(FOMC議事要旨が)よりハト派的だった場合、株式市場がそれを好感するかは疑わしい」と指摘。他の当局者がかなり懸念していることが示されれば、最も恩恵を受けるのはエネルギー市場や金、素材、新興国市場になるだろうとの見方を示した。 一方、FRBがより積極的な姿勢を示せば、株式市場は下落し、唯一の勝者は低金利で打撃を受けてきた金融セクターになるとみられる。 1日までの週はFRB当局者発言や米雇用統計などが米株市場の支援材料となったが、4日からの週は市場を動かすような大きなイベントはない。 FRBは想定する利上げの回数を今年4回から2回に修正しており、7週間上げてきた米株市場にはまだ上昇余地があり、S&P総合500種 .SPX は昨年5月につけた過去最高値を更新する可能性がある。 USバンク・プライベート・クライアント・リザーブのシニア・ポートフォリオ・マネジャー、エリック・ウィーガンド氏は、議事要旨について「トーンを把握することが引き続き非常に重要で、投票権を持つ当局者の間にどのような反対があるか感じ取ることにつながる」と指摘した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます