金曜日、Piper Sandlerは、ResMed Inc. (NYSE:RMD)の株式カバレッジを開始し、「中立」の格付けと252ドルの目標株価を設定しました。
同社のアナリストは、ResMedの堅調な業績と、2023年夏の安値から株価が回復していることを指摘しました。しかし、GLP-1がResMedのデバイスおよびマスク事業に与える潜在的な影響については慎重な姿勢を示しています。
Piper Sandlerによると、同社の初期分析では、GLP-1使用者がCPAP(持続陽圧呼吸)療法を開始する可能性が高く、再供給率も高くなる可能性があることが示唆されています。アナリストはこの可能性を認めつつ、GLP-1の登場により、現在約20%にとどまっている閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の認知度と診断率が向上する可能性があると指摘しています。また、ウェアラブルデバイスが同社にとって追い風となる可能性があることも指摘しています。
市場拡大の可能性と同社の過去の堅調な業績にもかかわらず、Piper Sandlerは慎重な「様子見」アプローチを選択しています。彼らは、ResMedが売上高で高単位成長(HSD)、利益で二桁成長(DD)を維持できるかどうかを観察し、その後で株式に対する姿勢を調整することを検討しています。
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