9日の日経平均は続伸した。
ザラ場安値は3日連続で切り上がった。
終値は7月30日以来の5日線上復帰を果たすとともに、7月25日から8月6日までの下落幅の3分の1戻しに相当する20681.53円を上回り、下値模索局面からの脱出を示唆した。
一目均衡表では、株価が雲下にとどまる中、基準線と転換線がともに横ばいを続け、目先の売り圧力後退を示唆した。
ボリンジャーバンドでは、終値は-2σと-1σの中間付近で推移。
ザラ場で-3σを大幅に下回った6日を直近ボトムとする反転トレンド形成の流れにあり、来週は中心線側へのシフトが期待できよう。
ただ、RSI(14日ベース)は30.90%(前日40.51%)に低下し、買いの勢いの弱さを窺わせている。