(内容を追加しました)
[ニューヨーク 20日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル) .DJI
終値 16979.13(+59.54)
前営業日終値 16919.59(+ 80.85)
ナスダック総合 .IXIC
終値 4526.48(‐1.03)
前営業日終値 4527.51(+19.20)
S&P総合500種 .SPX
終値 1986.51(+4.91)
前営業日終値 1981.60(+ 9.86)
20日の米国株式市場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が3日続伸。S&
Pは、終値としては7月終盤につけた過去最高値に迫った。同日発表された7月29─3
0日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、連邦準備理事会(FRB)が引き
続き緩和政策を維持することを示唆した。
ダウ工業株30種 .DJI は59.54ドル(0.35%)高の1万6979.13ド
ル。
ナスダック総合指数 .IXIC は1.03ポイント(0.02%)安の4526.48
。
S&P総合500種 .SPX は4.91ポイント(0.25%)高の1986.51。
ホームセンターのロウズ LOW.N は、5─7月期決算が予想を上回る増収増益となっ
たことで 1.6%上昇。カジュアル衣料専門店のアメリカン・イーグル・アウトフィッ
ターズ AEO.N も5─7月期の売上高・利益が予想より好調だったことから、12%上が
った。
ディスカウントストアのターゲット TGT.N は5─7月期が予想以上の減益で、通年
の利益見通しを引き下げたが、株価は序盤の軟調から盛り返して1.8%高となった。
通年の業績見通し撤回を発表したレンタカーのハーツ・グローバル・ホールディング
ス HTZ.N は3.9%下落した。
前日に好決算を発表したホームセンターのホーム・デポは2.9%上昇した。
日中取引終了後にコンピューターのヒューレット・パッカードが発表した5─7月期
決算は、アナリスト予想に反して増収となったが、株価は時間外取引で0.7%下げた。
この日の市場全体の動きについて、フェニモア・アセット・マネジメントの株式アナ
リスト、ドルー・ウィルソン氏は「FRBに左右されたのは間違いない。当初は堅調でF
OMC議事要旨公表前にやや逃げ腰になり、それから明らかに大きな安心感が広がったし
るしが見えた」と話した。
FOMC議事要旨を消化したことで、市場の次の関心は21日から始まるカンザスシ
ティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)に向かっている。FR
Bのイエレン議長は22日に予定されるジャクソンホール会議中の講演で、経済指標が総
じて前向きになっていると認めつつも、労働市場にあるスラック(需給の緩み)に引き続
き懸念を示すとみられている。
BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合算出来高は約45
億株で、過去5日平均の52億株を下回った。
[ニューヨーク 20日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル) .DJI
終値 16979.13(+59.54)
前営業日終値 16919.59(+ 80.85)
ナスダック総合 .IXIC
終値 4526.48(‐1.03)
前営業日終値 4527.51(+19.20)
S&P総合500種 .SPX
終値 1986.51(+4.91)
前営業日終値 1981.60(+ 9.86)
20日の米国株式市場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が3日続伸。S&
Pは、終値としては7月終盤につけた過去最高値に迫った。同日発表された7月29─3
0日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、連邦準備理事会(FRB)が引き
続き緩和政策を維持することを示唆した。
ダウ工業株30種 .DJI は59.54ドル(0.35%)高の1万6979.13ド
ル。
ナスダック総合指数 .IXIC は1.03ポイント(0.02%)安の4526.48
。
S&P総合500種 .SPX は4.91ポイント(0.25%)高の1986.51。
ホームセンターのロウズ LOW.N は、5─7月期決算が予想を上回る増収増益となっ
たことで 1.6%上昇。カジュアル衣料専門店のアメリカン・イーグル・アウトフィッ
ターズ AEO.N も5─7月期の売上高・利益が予想より好調だったことから、12%上が
った。
ディスカウントストアのターゲット TGT.N は5─7月期が予想以上の減益で、通年
の利益見通しを引き下げたが、株価は序盤の軟調から盛り返して1.8%高となった。
通年の業績見通し撤回を発表したレンタカーのハーツ・グローバル・ホールディング
ス HTZ.N は3.9%下落した。
前日に好決算を発表したホームセンターのホーム・デポは2.9%上昇した。
日中取引終了後にコンピューターのヒューレット・パッカードが発表した5─7月期
決算は、アナリスト予想に反して増収となったが、株価は時間外取引で0.7%下げた。
この日の市場全体の動きについて、フェニモア・アセット・マネジメントの株式アナ
リスト、ドルー・ウィルソン氏は「FRBに左右されたのは間違いない。当初は堅調でF
OMC議事要旨公表前にやや逃げ腰になり、それから明らかに大きな安心感が広がったし
るしが見えた」と話した。
FOMC議事要旨を消化したことで、市場の次の関心は21日から始まるカンザスシ
ティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)に向かっている。FR
Bのイエレン議長は22日に予定されるジャクソンホール会議中の講演で、経済指標が総
じて前向きになっていると認めつつも、労働市場にあるスラック(需給の緩み)に引き続
き懸念を示すとみられている。
BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合算出来高は約45
億株で、過去5日平均の52億株を下回った。