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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は正念場、5日線キープならセンチメント悪化せず

発行済 2016-01-26 08:30
更新済 2016-01-26 08:33
前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は正念場、5日線キープならセンチメント悪化せず
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26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:日経平均は正念場、5日線キープならセンチメント悪化せず ■外資系証券の注文動向:差し引き1330万株の売り越し ■前場の注目材料:政府、サイバーセキュリティー強化の方針決定 ■日経平均は正念場、5日線キープならセンチメント悪化せず 26日の日本株市場は、売り先行後の底堅さを見極める展開になろう。
25日の米国市場は、サウジアラビアが石油・ガス生産能力への投資継続を表明し、原油相場が反落したことが嫌気され、NYダウは200ドルを超す下げとなり、先週末の上昇部分を打ち消した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比340円安の16840円となり、これにさや寄せする格好から幅広い銘柄に売りが先行しよう。
ただし、売り一巡後は底堅さを見極めたいところであろう。
日経平均は心理的な支持線である5日線が16710円処に位置している。
これを上回っての推移となるようだと、センチメントはそれ程悪化しないだろう。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)のほか、米アップルの決算を控えており、これを見極めたいとのムードから、仕掛け的な売買も限られよう。
原油相場については、引き続きボトムを探る展開になる。
イランは欧州向け原油輸出を早ければ2月に再開するため準備を進めており、同国の輸出再開を見据えて、競合となるロシアやサウジアラビアは欧州向け原油価格を引き下げている。
原油相場は更なる下落が予想されていることは想定内であり、その中で30ドル台キープなどの動きが出てくるかが注目されよう。
物色の流れとしては決算を手掛かりとして個別対応のほか、インデックスに絡んだ売買の影響を避ける格好から、新興市場の中小型株などに向かいやすく、フィンテック、AI、IoT、原発関連辺りに引き続き関心が向かいやすいだろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き1330万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り2320万株、買い990万株、差し引き1330万株の売り越しとの観測。
なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
1月19日(火):590万株の売り越し 1月20日(水):260万株の売り越し 1月21日(木):550万株の売り越し 1月22日(金):980万株の買い越し 1月25日(月):710万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NY原油(30.34、-1.85)、NYダウ大幅(15885.22、-208.29) ・政府、サイバーセキュリティー強化の方針決定 ・オークマ (T:6103)、高水準の設備投資継続、年100億円 ・ハウスドゥ {{|0:}}上方修正、上期営業利益見通し4.01億円→7.06億円 ☆前場のイベントスケジュール ・特になし <海外> ・特になし <SY>

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