ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

ホットリンク Research Memo(1):今期はアジア展開に向けてM&Aなどの積極投資を予定

発行済 2016-03-14 16:01
更新済 2016-03-14 16:33
ホットリンク Research Memo(1):今期はアジア展開に向けてM&Aなどの積極投資を予定
ホットリンク {{|0:}}はTwitterやブログなどソーシャルメディアの投稿データを収集・分析し、企業のマーケティング戦略やリスクマネジメントに利活用するクラウドサービスを中心に展開している。
2015年1月には米Effyis社(以下、Effyis)を子会社化し、ソーシャル・ビッグデータの流通企業として、世界トップの地位を確立している。
2015年12月期(2015年1月−12月)の連結業績はEffyisの子会社化により、売上高が前期比2.4倍増の2,439百万円、営業利益が同11.0%増の126百万円となった。
売上高に対して営業利益の伸びが低く見えるが、これはEffyisの子会社化に伴うM&A関連費用や減価償却費の増加が主因で、EBITDA(償却前営業利益)では前期比2.3倍増の488百万円と大幅増益となっている。
2016年12月期の業績は、売上高が前期比2.5%増の2,500百万円、営業利益が同22.9%減の97百万円と保守的に見込んでいる。
今期はアジア展開に向けてM&Aなどの積極投資を予定しており、その動向によって業績も変動する可能性があるためだ。
同社は中期目標として2020年12月期に売上高100億円、海外売上比率80%を目指している。
インバウンド消費の動向分析サービスを国内外で展開していく戦略だ。
具体的には、2016年に「図解中国トレンドExpress」のアジアへの横展開、中国人以外のインバウンド消費動向分析サービスの国内展開を開始するほか、2017年には中国人以外の消費動向分析サービスのアジアでの展開を予定している。
これらの事業投資で合計800百万円程度が必要となるが、その資金として2016年1月に第三者割当による新株及び新株予約権を発行しており、合計で1,600百万円を調達する予定となっている。
企業の経営戦略においてソーシャル・ビッグデータの利活用の重要性はますます高まっており、国内からグローバルへと事業展開を進める同社の成長期待も大きい。
当面は投資が先行する格好となるが、着々と将来の成長に向けた事業基盤の構築は進んでおり、今後の展開が注目されるだろう。
■Check Point ・世界最大のソーシャルメディアデータ流通企業としての地位を確立 ・Effyisの子会社化や新サービスの順調な立ち上がりで大幅増収 ・今期は「ソーシャルメディア×観光」の切り口でビジネス展開 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます