4日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり168銘柄、値下がり45銘柄、変わらず12銘柄となった。 日経平均は続伸。
欧州金融リスクがくすぶるなか、原油相場の上昇のほか、9月の米ISM製造業景況指数が予想を上振れたことが材料視された。
16600を回復して始まった日経平均は、円相場が1ドル102円台の円安に振れて推移していることも安心感につながり、じりじりと上げ幅を広げている。
大引けの日経平均は前日比36.98円高の16735.65円となった。
東証1部の売買高は15億6282億株、売買代金は1兆7528億円だった。
業種別では鉄鋼、銀行、精密機器、鉱業、輸送用機器が堅調。
一方で電力ガス、不動産、空運、食料品、その他製品が冴えない。
値上がり寄与トップはファーストリテイ (T:9983)、同2位は東エレク (T:8035)だった。
その他、ファナック (T:6954)、TDK (T:6762)など指数寄与度の大きい値がさ株が上位に位置しており、日経平均を押し上げる格好となった。
値下がり寄与トップはユニー・F (T:8028)、同2位は住友不 (T:8830)だった。
ユニー・Fは3-8月期の営業利益が一転して減益だったもようとの観測が伝えられていた。
住友不は外資系証券による不動産セクターへの弱気見通しが嫌気されたようだ。
*15:00現在
日経平均株価 16735.65(+136.98)
値上がり銘柄数 168(寄与度+157.58)
値下がり銘柄数 45(寄与度-20.60)
変わらず銘柄数 12
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテイ 33490 510 +19.57
(T:8035) 東エレク 9209 311 +11.93
(T:6762) TDK 6950 190 +7.29
(T:4063) 信越化 7330 189 +7.25
(T:9984) ソフトバンクG 6538 60 +6.91
(T:6954) ファナック 17435 170 +6.52
(T:7733) オリンパス 3690 140 +5.37
(T:6988) 日東電 6678 136 +5.22
(T:7267) ホンダ 2986.5 56 +4.30
(T:7203) トヨタ 5899 108 +4.14
(T:6857) アドバンテ 1420 35 +2.69
(T:4523) エーザイ 6455 63 +2.42
(T:6971) 京セラ 4870 31 +2.38
(T:9433) KDDI 3150 10 +2.30
(T:4324) 電通 5230 60 +2.30
(T:7272) ヤマハ発 2069 56 +2.15
(T:7270) 富士重 3803 55 +2.11
(T:3382) 7&I-HD 4808 52 +2.00
(T:9735) セコム 7669 49 +1.88
(T:6367) ダイキン 9580 46 +1.77
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:8028) ユニー・F 6670 -210 -8.06
(T:8830) 住友不 2548.5 -50 -1.92
(T:7269) スズキ 3345 -48 -1.84
(T:2269) 明治HD 10170 -120 -0.92
(T:1963) 日揮 1735 -19 -0.73
(T:2002) 日清粉G 1528 -16 -0.61
(T:2801) キッコーマン 3290 -15 -0.58
(T:9009) 京成 2504 -26 -0.50
(T:8252) 丸井G 1355 -13 -0.50
(T:2282) 日本ハム 2440 -12 -0.46
(T:6952) カシオ 1386 -8 -0.31
(T:9602) 東宝 3255 -80 -0.31
(T:9021) JR西日本 6247 -78 -0.30
(T:2871) ニチレイ 2304 -14 -0.27
(T:9005) 東急 770 -7 -0.27
(T:9001) 東武 510 -6 -0.23
(T:4755) 楽天 1323.5 -6 -0.23
(T:6326) クボタ 1514.5 -6 -0.23
(T:3289) 東急不HD 537 -5 -0.19
(T:8058) 三菱商 2294 -4 -0.15