ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

こう着相場のなか、引き続き中小型株に関心が集まりやすい

発行済 2017-08-17 08:18
更新済 2017-08-17 08:33
こう着相場のなか、引き続き中小型株に関心が集まりやすい
 17日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続こう。
米国市場では北朝鮮情勢に対する懸念後退を受けて買いが先行。
注目されたFOMC議事録では、大半の当局者が次回会合でのバランスシート縮小開始を支持。
一方でインフレ率が予想よりも長く停滞するとの認識を示し、発表後の相場はもみ合う展開となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の19710円だった。


 シカゴ先物にサヤ寄せする格好となろうが、前日終値を挟んでの攻防といったところか。
昨日の日経平均は日中値幅が60円弱にとどまっており、売買代金は7月25日以来の2兆円を下回っていた。
夏季休暇シーズンで参加者が限られていることもあり、トレンドが出難い需給状況でもある。
また、白人至上主義者らと反対派による衝突を巡るトランプ大統領の発言を受け、政権運営への不透明感が強まっている。
中国の上場企業で共産党の経営介入が急速に進んでいるとの報道も手掛けづらくさせそうである。


 北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒はくすぶるほか、夏季休暇シーズンにより国内外の機関投資家は積極的には動いておらず、引き続き中小型株に関心が集まりやすいだろう。

昨日は個人主体の資金が中小型株にシフトしており、マザーズ指数は2%の上昇となったほか、JASDAQ平均、東証2部指数はプラス圏での推移となっていた。
テーマ株での循環物色も意識されやすいだろう。

(村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます