先週の新興市場では、外部環境の不透明感を背景に週初からリスク回避の売りが先行した前の週に上場したメルカリ (T:2702)の株価下落も個人投資家のマインド悪化につながり、マザーズ指数は6月26日に取引時間中の年初来安値(1053.34pt)を付けたその後はメルカリなどの直近IPO銘柄やマザーズ主力株の一角に買い戻しや押し目買いの動きも見られたが、マザーズ指数は年初来安値圏でのもみ合いとなったなお、週間の騰落率は、日経平均が-0.9%であったのに対して、マザーズ指数は-1.4%、日経ジャスダック平均は-1.5%だった
個別では、ミクシィ (T:2782)が週間で2.0%安、サイバーダイン (T:6324)が同0.7%安となるなどマザーズ時価総額上位はさえないメルカリは戻りを試す場面もあったが、同0.3%安で終わったただ、株式分割の権利落ちとなったそーせいグループ (T:4712)は同5.4%高で、人工知能(AI)関連のPKSHA Technology (T:4764)は同21.1%高と大きくリバウンドした売買代金上位ではALBERT (T:2144)やユナイテッド (T:2436)が売り優勢となり、エディア (T:4388)などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した一方、直近IPO銘柄のZUU (T:4390)などが買われ、ASJ (T:9271)が上昇率トップだったジャスダック主力では、日本マクドナルドHD (T:4592)が同2.2%安、セリア (T:3996)が同9.2%安と軟調だったものの、ハーモニック・ドライブ・システムズ (T:6469)は同6.8%高とやや持ち直した売買代金上位ではKeyHolder (T:2471)やSAMURAI&J PARTNERS (T:6312)に利益確定の売りが広がり、やまねメディカル (T:3907)などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した反面、共同ピーアール (T:4391)などは大きく買われたIPOでは5社が新規上場し、いずれも公開価格を上回る初値を付けたエーアイ (T:1446)の初値は公開価格の3.5倍に上った
今週の新興市場では、マザーズ指数に持ち直しの動きも見られてきそうだメルカリ上場の影響が一巡し、株価の調整が続いていたマザーズ銘柄では値ごろ感が意識されつつあるテーマ性や材料性を手掛かりとした押し目買いの動きも散見されるようになってきた米通商政策に対する市場の警戒感は根強く、需給悪化の影響もなお残るだろうが、日経平均がややこう着感を強めているだけに中小型株へ値幅取り狙いの物色が向かうと考えられる
6月上場銘柄ではZUUやアイ・ピー・エス {{|0:}}がセカンダリーでも買いを集めており、和心が高値更新するなど3-4月上場銘柄にも見直しの動きがある新規高レーティング観測のサンバイオ
やAIレジのサインポストは足元で急反発を見せているなお、今週は7月3日に放電精密加工研究所、4日にエスプール、5日にフロイント産業、6日にシリコンスタジオなどが決算発表を予定している
IPO関連では、7月4日にロジザードが、5日にキャンディルがともにマザーズへ新規上場するロジザードは在庫管理システムをクラウドで提供し、キャンディルはリペアサービス等の建築サービス関連事業を展開しており、事前の人気が高い特にロジザードは公開規模が小さいため、上場日値付かずとなる可能性もあるだろうなお、先週はイボキン(8月2日、ジャスダック)など2社の新規上場が発表されている
個別では、ミクシィ (T:2782)が週間で2.0%安、サイバーダイン (T:6324)が同0.7%安となるなどマザーズ時価総額上位はさえないメルカリは戻りを試す場面もあったが、同0.3%安で終わったただ、株式分割の権利落ちとなったそーせいグループ (T:4712)は同5.4%高で、人工知能(AI)関連のPKSHA Technology (T:4764)は同21.1%高と大きくリバウンドした売買代金上位ではALBERT (T:2144)やユナイテッド (T:2436)が売り優勢となり、エディア (T:4388)などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した一方、直近IPO銘柄のZUU (T:4390)などが買われ、ASJ (T:9271)が上昇率トップだったジャスダック主力では、日本マクドナルドHD (T:4592)が同2.2%安、セリア (T:3996)が同9.2%安と軟調だったものの、ハーモニック・ドライブ・システムズ (T:6469)は同6.8%高とやや持ち直した売買代金上位ではKeyHolder (T:2471)やSAMURAI&J PARTNERS (T:6312)に利益確定の売りが広がり、やまねメディカル (T:3907)などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した反面、共同ピーアール (T:4391)などは大きく買われたIPOでは5社が新規上場し、いずれも公開価格を上回る初値を付けたエーアイ (T:1446)の初値は公開価格の3.5倍に上った
今週の新興市場では、マザーズ指数に持ち直しの動きも見られてきそうだメルカリ上場の影響が一巡し、株価の調整が続いていたマザーズ銘柄では値ごろ感が意識されつつあるテーマ性や材料性を手掛かりとした押し目買いの動きも散見されるようになってきた米通商政策に対する市場の警戒感は根強く、需給悪化の影響もなお残るだろうが、日経平均がややこう着感を強めているだけに中小型株へ値幅取り狙いの物色が向かうと考えられる
6月上場銘柄ではZUUやアイ・ピー・エス {{|0:}}がセカンダリーでも買いを集めており、和心が高値更新するなど3-4月上場銘柄にも見直しの動きがある新規高レーティング観測のサンバイオ
やAIレジのサインポストは足元で急反発を見せているなお、今週は7月3日に放電精密加工研究所、4日にエスプール、5日にフロイント産業、6日にシリコンスタジオなどが決算発表を予定している
IPO関連では、7月4日にロジザードが、5日にキャンディルがともにマザーズへ新規上場するロジザードは在庫管理システムをクラウドで提供し、キャンディルはリペアサービス等の建築サービス関連事業を展開しており、事前の人気が高い特にロジザードは公開規模が小さいため、上場日値付かずとなる可能性もあるだろうなお、先週はイボキン(8月2日、ジャスダック)など2社の新規上場が発表されている