40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

原油価格は、OPEC総会を前に小幅安

発行済 2018-12-06 13:26
更新済 2018-12-06 13:26
© Reuters.  原油価格は、OPEC総会を前に小幅安

木曜のアジア時間午前で、原油価格は小幅安。石油業界関係者は、過剰供給を避けるためにOPECは減産することを予想している。しかし、この減産の方針は、トランプ米大統領による圧力を受けることになるだろう。

日本時間午後1時20分における、ニューヨーク商品取引所で1月限WTI原油は、0.49%安で52.62ドルとなっている。また、ロンドンインターコンチネンタル取引所で2月限ブレント原油は0.32%安の61.39ドルとなっている。

サウジアラビアを盟主とするOPECの減産の方針に、主要な産油国であるロシアも同調すると考えられている。サウジは日量100万から140万バレルの減産をすると提案している。

オマーンのMohammed bin Hamad Al-Rumhy石油相は水曜日、「ロシアを含めた我々は、減産の必要性に同意している」と、ロイターは引用した。Rumhy石油相は、現在の生産水準には同意できないと語る。

サウジアラビアの方針は、トランプ米大統領の圧力を受けることになるだろう。トランプ米大統領はいまだに増産を訴え、原油価格が下落することを望んでいる。サウジのサルマン皇太子がジャマル・カショギ氏の殺害に関与が疑われている背景によって、米国による圧力は高まっている。

「OPECは原油生産を規制することなく、そのままにすることが望まれている。世界は減産をすることや、原油価格の高騰を望んでいない!」と、水曜日にトランプ米大統領はツイッターで投稿した。

ロイター通信によるとサウジ側の拒否にもかかわらず、サウジのファリハ石油相はウィーンでブライアン・フック政策企画局長と会談した。

イランはOPECの産油量の決定に米国政府が関与したことを非難した。

「フック氏の干渉的なアプローチはプロフェッショナルなやり方ではない。OPECは独立した組織であり、米国政府の要求を受け入れる米国エネルギー省の一部ではない」と、イランのBijan Zanganeh石油相は語った。

イランは米国による制裁の原油禁輸から逃れる方法を模索している。

ロイターによるとZanganeh石油相は「この違法な制裁が解除されるまで、将来の生産量を決める決定をするべきではない」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます