[パリ 21日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は21日、ウクライナ危機を解決しないまま先進7カ国首脳会議(G7サミット)にロシアを復帰させるのは過ちであり、西側諸国の弱点を浮き彫りにすることになるとの見解を示した。
大統領は記者会見で、「ロシアは無条件で(首脳会議の)座に着けると言えば、G7の弱点を認めることになる。それはわれわれにとって戦略的な過ちとなる」と述べた。
その上で、国際危機についてロシアと協議することは依然不可欠だとしても、ロシアがG7に復帰するにはウクライナ問題が解決されなければならないと述べた。