米国株式相場は下落。
ダウ平均は29.23ドル安の26787.36、ナスダックは8.39ポイント安の8048.65で取引を終了した。
本日は、コロンバスデーの祝日で主要経済指標などの発表も無く、上値の重い展開となった。
先週、米中両国が部分的な合意に達したと報じられたものの、中国側が追加協議を望んでいると伝わり、先行き不透明感から売りが先行。
その後は、今週から本格化する7-9月期決算発表を見極めたいとの思惑から下げ幅を縮小した。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや銀行が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や素材が下落した。
ハードディスクのウェスタン・デジタル(WDC)、スポーツ用品のナイキ(NKE)、法人向けハードウエア・サービス事業のヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け上昇。
一方で、セキュリティ企業のクラウドストライク(CRWD)は、シティグループによる売り推奨を受けて大幅下落。
衣料品のタペストリー(TPR)は、UBSによる投資判断引き下げを受け軟調推移となった。
明日は金融セクターの決算発表が多く、特にJPモルガン(JPM)、ゴールドマン・サックス(GS)、シティ・グループ(C)、ウェルズファーゴ(WFC)に注目したい。
Horiko Capital Management LLC