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ディスコ、中外薬、東エレクなど

発行済 2019-10-25 16:02
更新済 2019-10-25 16:21
© Reuters.  ディスコ、中外薬、東エレクなど
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(T:6146) ディスコ 23760 +2460急騰。

前日に上半期決算を発表、営業益は172億円となった。

7-9月期営業益は101億円で市場予想を20億円程度上回った。

また、第3四半期累計見通しは223億円としており、10-12月期は51億円の水準に。

前四半期比で大幅減益となり、市場予想の75億円程度も大きく下回るが、保守的な計画とみられるほか、出荷計画は前四半期比で増加を見込んでおり、検収基準での第4四半期業績拡大が期待される形に。

(T:4519) 中外薬 8790 +300大幅続伸。

前日に第3四半期の決算を発表している。

累計のコア営業利益は1711億円で前年同期比65.6%の大幅増益となり、従来の通期予想である1430億円を上回った。

つれて、通期予想は2180億円にまで上方修正している。

市場コンセンサスの1700億円強の水準も大きく上回る。

主力のがん領域製品や血友病A治療薬など国内向け、ロシュ向け輸出、ロイヤリティ等収入が想定を上回る推移となっているもよう。

(T:3064) MRO 3260 +135切り返して大幅続伸。

前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は37億円で前年同期比7.6%増益、第1四半期、第2四半期と2ケタの増益であったが、増益率は鈍る形となっている。

カタログ関連コストの前倒し計上、宅配業者の値上げ発生などが増益率鈍化の要因に。

ただ、製造業向けの軟化に対する警戒感も強まっていたため、底堅い業績推移を確認で、安心感が優勢となる展開になっているもよう。

(T:3405) クラレ 1316 -99急反落。

2018年5月に米工場で発生した火災事故に関して、被害者である従業員の一部に対し、約100億円の和解金を支払うことで基本合意と発表している。

訴訟費用を含めて7-9月期に140億円を特別損失として計上するもよう。

今後、新たな損失が発生する場合は速やかに公表するとしている。

今12月期純利益見通しは380億円であり、損失規模の大きさがネガティブ視されている。

(T:7970) 信越ポリ 930 +97急騰。

前日に上半期決算を発表、営業益は39.2億円で前年同期比3.8%増となった。

第1四半期は同0.3%増であった。

堅調決算継続を受けて、通期計画の78億円、前期比4.3%減益予想からの上振れ期待なども高まる形に。

電子デバイス事業や住生活・生活資材事業が上伸している。

また、発行済み株式数の0.55%に当たる45万株を上限とする自社株買いの実施も発表し、目先の需給下支えにつながるとの期待も。

(T:4312) サイバネット 779 +84急騰。

前日に12月期通期の業績上方修正を発表。

営業利益は従来予想の15.2億円から19.8億円に増額、CAEソリューションサービス、ITソリューションサービスともに好調に推移し、経費も想定以上に抑制されたもよう。

第2四半期までの状況から上振れは想定されていたが、業績上振れに伴って期末配当金も従来の7.69円から12.37円に引き上げており、素直にポジティブに捉えられる展開となった。

(T:4286) レッグス 1521 -210急落。

前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は9億円で前年同期比26.7%増益となっている。

飲料メーカー顧客・外食顧客向けプレミアム、カフェ・流通顧客向け物販、化粧品メーカー顧客向けVMDなどが好調だった。

ただ、上半期は6.7億円で同66.5%の大幅増益であったため、好決算は想定線と捉えられる。

7-9月期は同減益に転じる形にもなっており、当面の材料出尽くし感が優勢となっているもよう。

(T:5423) 東製鉄 871 +13反発。

前日に上半期決算を発表、営業益は77億円で前年同期比7.6%増、会社計画を10億円近く上回った。

通期予想は130億円から140億円に上方修正した。

ただ、市場予想は170億円程度の水準にあるため、修正幅は物足りないとの見方も強い。

一方、発行済み株式数の5.06%に当たる685万株、60億円を上限とする自社株買いの実施を発表、タイミングなど想定外との声も多く、買い材料視。

(T:6071) IBJ 1038 +62急伸。

2019年12月期営業益は前期比4割増の21億円程度になりそうだとの観測が伝わった。

従来予想の18億円を上回って2年ぶりに最高益を更新する見通し。

好採算の結婚相談所の開業支援事業が想定を上回り、婚活パーティー事業の回復も貢献する見込み。

第3四半期累計営業利益は前年同期比5割増の16億円程度になったもようとされる。

直近高値からの調整も急だったため、押し目買いの契機になった。

(T:8035) 東エレク 21880 +545大幅続伸。

同社やアドバンテス (T:6857)、SCREEN (T:7735)など本日は半導体製造装置各社の強い動きが目立っている。

米インテルが決算を発表、10-12月期の売上高・利益見通しが市場予想を上回り、時間外取引で上昇する展開に。

また、2019年の設備投資計画も160億ドルに引き上げると伝わっており、TSMCに続く投資計画の上方修正で、半導体製造装置業界の業績改善期待は一段と高まる方向へ。

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