アメリカと中国の2大超大国の対立において、デジタル通貨がますます重要になっている。フィンテックと法規制に関する専門家が、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行(PBoC)による積極的なデジタル通貨に関する取り組みに対し、米国は目を覚ます必要があると訴えた。フォーチュンが11月1日に報じた。
アジア太平洋と米国で展開しているフィンテック系企業戦略コンサルティング企業ディアクリークの業務執行役員、マイク・ワシル(Mike Wasyl)氏は、「中国は非常に高度なマクロ的視点で動いている。主導権を握り、リーダーの地位を得たいため、ブロックチェーン技術を採用し広く公開することで、多くの関心を集めた」と述べた。