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日本企業所有のタンカー攻撃で英国人ら2人死亡、オマーン沖 イラン関与の疑い

発行済 2021-07-31 04:35
更新済 2021-07-31 04:36

[ドバイ/エルサレム 30日 ロイター] - 英ロンドンに本社を置くイスラエル系運航企業ゾディアック・マリタイムは30日、日本企業が所有し同社が管理する石油タンカー「マーサー・ストリート」が29日にオマーン沖のオマーン湾で攻撃を受け、英国人とルーマニア人の乗組員2人が死亡したと発表した。

ゾディアックによると、攻撃は「海賊行為の疑い」があり、現在も調査中という。

一方、イスラエルのテレビ「チャンネル13」は30日、イスラエルの政府関係者の話として、攻撃はドローンによるイランの「テロ行為」だと報道。また、死亡したルーマニア人は船長で、英国人は警備員だったもようとした。

米欧の関係筋はロイターに対し、イランに主要な容疑が掛かっているが、各国政府とも確証は得ていないと明かした。米国の国防当局者は、船がドローンによって攻撃されたもようだと述べた。

現時点でイラン当局から反応はない。

英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は、今回の攻撃は海賊行為ではないとした。

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