■投資家にとっては好材料の連打になり一段と注目強まる
ソフトクリエイトホールディングス(ソフトクリエイトHD)<3371>(東1)は10月26日、再び一段高となり、取引開始後に5%高の4000円(185円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新している。10月20日に業績予想と配当予想の増額修正を発表し、25日には自己株式の取得(自社株買い)を発表。投資家にとっては好材料の連打になり、一段と注目の強まる相場になった。
自社株買いは、取得株式総数12万5000株(自己株式を除く発行済株式総数の0.97%)、取得総額5.0億円を上限として、2021年10月26日から同年12月31日まで実施する。
業績は好調で、ECサイト構築需要の拡大、ワークフローサービス「x-pointクラウド」の伸長などにより、第2四半期の連結業績予想(2021年4~9月・累計)を全体に増額修正し、経常利益は従来予想を21.4%引き上げ、親会社株主に帰属する四半期純利益は同じく27.2%引き上げた。これを受け、配当予想も増額修正し、9月中間配当を前回予想の1株当たり15円に対し5円増の20円とし、3月期末配当も前回予想の1株当たり15円に対し5円増の20円とした。年間では1株当たり40円(前期比10円の増配)になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)