[ソウル 26日 ロイター] - 韓国政府は、世界的な石油・エネルギー価格の上昇圧力を緩和するため、主要な石油製品への課税を一時的に20%削減することを決めた。与党議員の朴完柱氏が26日、ロイターに明らかにした。
朴氏によると、過去最大の引き下げ。減税措置は11月12日から2022年4月30日までの6カ月弱を予定している。
減税対象はガソリンとディーゼル燃料、液化石油ガス(LPG)。ガソリン税は1リットルあたり最大164ウォン(0.14ドル)、ディーゼル燃料税は同116ウォン、LPG税は同40ウォン、それぞれ引き下げられる。
また、液化天然ガス(LNG)税は同期間、現行の2%からゼロに引き下げられる。