[メルボルン 1日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルの幹部は1日、パプアニューギニアで同社が権益を保有するプニャンガス田と、仏エネルギー大手トタルが進める液化天然ガス(LNG)のプロジェクトについて、今後10年で180億ドル以上の投資を予定していると明らかにした。
パプアの鉱業と石油に関する会合で述べた。
エクソンはプニャンガス田の開発を巡りパプア政府と交渉を続けている。エクソンが運営するLNGプラントは既存のガス供給源が枯渇した後、プニャンガス田から供給を受ける計画。
トタルの「パプアLNG」プロジェクトは、エルクガス田とアンテロープガス田で生産したガスをトレインと呼ばれる新たな冷却設備2基に供給する。
エクソンのパプア担当マネジングディレクター、ピーター・ラーデン氏は「パプアLNGプロジェクトの後にプニャンガス田を開発する方針だ」とし、「建設が10年近く続き、650億キナ(180億ドル)以上投資する可能性がある」と述べた。