[8日 ロイター] - 米製薬大手モデルナは8日、製造委託先であるスペインの製薬会社ロビが製造した新型コロナウイルスワクチンに異物混入が見つかったとして、76万4900回分を回収すると発表した。
対象となるのはノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデンで1月に配布されたもの。異物が見つかったのは1バイアルだが、「慎重を期して」全バイアルを回収するという。
モデルナは、今回の異物混入でロット内の他のバイアルにリスクをもたらすとは想定していないと指摘。安全上の問題は確認されていないという。