[ストックホルム 14日 ロイター] - スウェーデン統計局が14日発表した3月のCPIF(金利変動の影響を除外した消費者物価)上昇率は、1991年12月以来約30年ぶりの高水準だった。ウクライナ戦争で食品・燃料価格が上昇した。
CPIF上昇率は前月比1.7%、前年比6.1%。
変動の激しいエネルギーを除くインフレ率は前年比4.1%で、93年12月以来の高水準。
中央銀行のCPIF上昇率目標は2%。
中銀は2月、2024年後半まで政策金利を0%で据え置くとの見通しを示したが、複数の委員から非現実的だとの声が出ている。
次回の金融政策発表は4月28日。