[ストックホルム 28日 ロイター] - スウェーデン統計局が28日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%減少した。
同国経済は新型コロナウイルス禍から急ピッチで回復したものの、ロシアのウクライナ侵攻で供給制約が悪化し、経済成長にブレーキがかかったとみられる。
第1・四半期のGDPは前年比では3.0%増だった。
3月のGDPは前月比で1.0%増加しており、明るい兆しも出ている。
政府は最新予測で今年の経済成長率を3.1%と予想。依然としてトレンドを大幅に上回っているが、特にウクライナ戦争の影響があり、先行きは不透明。
物価は高騰しており、家計の購買力が低下している。