[9日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は9日、「非友好国」との取引に関する条件策定などを手掛ける国際決済に関する作業部会を創設するよう指示した。
「ロシアに対し敵対的な行動を取る国との取引において、ルーブルを含む国際決済のインフラ構築」が目的という。また、特定はしなかったものの、友好国とのルーブルおよび外貨支払いに関する条件も模索するという。中国やインドなどが含まれるとみられる。
プーチン大統領はこれまでに、「非友好国」に対し、ガスの支払いをルーブルで行うよう要求。 ルーブル支払いを拒否したブルガリアとポーランドへのガス供給は停止された。