■NY株式:NYダウ84ドル安、CPI発表控え神経質な展開
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は84.96ドル安の32160.74ドル、ナスダックは114.42ポイント高の11737.67で取引を終了した。
金利の上昇が一段落し、投資家心理が改善し寄り付き後、上昇。
しかし、世界経済が景気後退入りするとの懸念が根強く、売りが再開し、下落に転じた。
インフレの重要指標となる消費者物価指数(CPI)の発表を控えて警戒感も強く、終日神経質な展開が続いた。
金利の低下で、ハイテクは買戻しが優勢となり、ナスダック総合指数は上昇。
セクター別では半導体・同製造業装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、銀行が下落した。
医薬品のバイオヘブン・ファーマ(BHVN)は製薬会社のファイザー(PFE)が同社と買収で合意したことを発表し、大幅高となった。
ファイザーも上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は、短文投稿サイトのツィッター(TWTR)買収を発表したマスク最高経営責任者(CEO)がFTとのインタビューで、テスラに残留する意向を確認したことが好感され、上昇。
中古車販売のプラットフォームを提供するVroom(VRM)は四半期決算で損失が予想程拡大せず、さらに、最高執行責任者(COO)のShortt氏が最高経営責任者(CEO)に就任すると発表し、大きく買われた。
一方で、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は決算で純損失が予想を大きく上回りさらに、業績見通し下方修正が嫌気され、下落。
また、AI融資のフィンテック、アップスタート(UPST)は通年の見通しを下方修正し、利上げにより融資需要が減ると警告したため、大幅安となった。
計画より早く、日中決算が発表されたフィンテックのソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)は、損失が予想ほど悪化しなかったが、見通しが予想を下回り、下落。
ゲーミングプラットフォームのロブロックス(RBLX)は取引終了後に決算を発表。
内容が予想を下回り時間外取引で下落している。
暗号資産取引所コインベース(COIN)も四半期決算で赤字を計上し、時間外取引で下落している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米長期金利低下でドル売りが一時強まる
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円92銭へ弱含んだのち130円46銭まで上昇し、130円45銭で引けた。
世界経済が景気後退入りするとの懸念に、安全資産としての米国債買いが優勢となり、10年債利回りが節目の3%を割り込むとドルの売り戻しが優勢となった。
その後、クリーブランド連銀のメスター総裁が恒久的に75BP利上げを除外することはない、とのタカ派発言や3年債入札の結果を受けて債券利回りが下げ止まるとドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは1.0575ドルまで上昇後、1.0526ドルまで反落し、1.0528ドルで引けた。
ユーロ・円は137円52銭から137円04銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2342ドルから1.2292ドルまで下落。
ドル・スイスは0.9906フランまで下落後、0.9965フランまで上昇した。
■NY原油:続落で99.76ドル、世界経済の減速懸念高まる
NY原油先物6月限は続落(NYMEX原油6月限終値:99.76 ↓3.33)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-3.33ドルの99.76ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは98.86ドル-104.16ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて104.16ドルまで買われたが、世界経済の減速懸念が強まり、売りが優勢となった。
ニューヨーク市場の中盤以降に下げ幅は拡大し、98.86ドルをつけた。
通常取引終了後の時間外取引では100ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.76ドル -0.61ドル(-1.68%)
モルガン・スタンレー(MS) 80.26ドル -0.89ドル(-1.10%)
ゴールドマン・サックス(GS)305.06ドル -3.83ドル(-1.24%)
インテル(INTC) 44.01ドル +0.94ドル(+2.18%)
アップル(AAPL) 154.51ドル +2.45ドル(+1.61%)
アルファベット(GOOG) 2291.69ドル +30.01ドル(+1.33%)
フェイスブック(FB) 197.65ドル +1.44ドル(+0.73%)
キャタピラー(CAT) 202.99ドル -3.30ドル(-1.60%)
アルコア(AA) 55.84ドル +1.63ドル(+3.01%)
ウォルマート(WMT) 149.18ドル -2.13ドル(-1.41%)
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は84.96ドル安の32160.74ドル、ナスダックは114.42ポイント高の11737.67で取引を終了した。
金利の上昇が一段落し、投資家心理が改善し寄り付き後、上昇。
しかし、世界経済が景気後退入りするとの懸念が根強く、売りが再開し、下落に転じた。
インフレの重要指標となる消費者物価指数(CPI)の発表を控えて警戒感も強く、終日神経質な展開が続いた。
金利の低下で、ハイテクは買戻しが優勢となり、ナスダック総合指数は上昇。
セクター別では半導体・同製造業装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、銀行が下落した。
医薬品のバイオヘブン・ファーマ(BHVN)は製薬会社のファイザー(PFE)が同社と買収で合意したことを発表し、大幅高となった。
ファイザーも上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は、短文投稿サイトのツィッター(TWTR)買収を発表したマスク最高経営責任者(CEO)がFTとのインタビューで、テスラに残留する意向を確認したことが好感され、上昇。
中古車販売のプラットフォームを提供するVroom(VRM)は四半期決算で損失が予想程拡大せず、さらに、最高執行責任者(COO)のShortt氏が最高経営責任者(CEO)に就任すると発表し、大きく買われた。
一方で、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は決算で純損失が予想を大きく上回りさらに、業績見通し下方修正が嫌気され、下落。
また、AI融資のフィンテック、アップスタート(UPST)は通年の見通しを下方修正し、利上げにより融資需要が減ると警告したため、大幅安となった。
計画より早く、日中決算が発表されたフィンテックのソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)は、損失が予想ほど悪化しなかったが、見通しが予想を下回り、下落。
ゲーミングプラットフォームのロブロックス(RBLX)は取引終了後に決算を発表。
内容が予想を下回り時間外取引で下落している。
暗号資産取引所コインベース(COIN)も四半期決算で赤字を計上し、時間外取引で下落している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米長期金利低下でドル売りが一時強まる
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円92銭へ弱含んだのち130円46銭まで上昇し、130円45銭で引けた。
世界経済が景気後退入りするとの懸念に、安全資産としての米国債買いが優勢となり、10年債利回りが節目の3%を割り込むとドルの売り戻しが優勢となった。
その後、クリーブランド連銀のメスター総裁が恒久的に75BP利上げを除外することはない、とのタカ派発言や3年債入札の結果を受けて債券利回りが下げ止まるとドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは1.0575ドルまで上昇後、1.0526ドルまで反落し、1.0528ドルで引けた。
ユーロ・円は137円52銭から137円04銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2342ドルから1.2292ドルまで下落。
ドル・スイスは0.9906フランまで下落後、0.9965フランまで上昇した。
■NY原油:続落で99.76ドル、世界経済の減速懸念高まる
NY原油先物6月限は続落(NYMEX原油6月限終値:99.76 ↓3.33)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-3.33ドルの99.76ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは98.86ドル-104.16ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて104.16ドルまで買われたが、世界経済の減速懸念が強まり、売りが優勢となった。
ニューヨーク市場の中盤以降に下げ幅は拡大し、98.86ドルをつけた。
通常取引終了後の時間外取引では100ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.76ドル -0.61ドル(-1.68%)
モルガン・スタンレー(MS) 80.26ドル -0.89ドル(-1.10%)
ゴールドマン・サックス(GS)305.06ドル -3.83ドル(-1.24%)
インテル(INTC) 44.01ドル +0.94ドル(+2.18%)
アップル(AAPL) 154.51ドル +2.45ドル(+1.61%)
アルファベット(GOOG) 2291.69ドル +30.01ドル(+1.33%)
フェイスブック(FB) 197.65ドル +1.44ドル(+0.73%)
キャタピラー(CAT) 202.99ドル -3.30ドル(-1.60%)
アルコア(AA) 55.84ドル +1.63ドル(+3.01%)
ウォルマート(WMT) 149.18ドル -2.13ドル(-1.41%)