19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ
■ファインデクス、2Q上方修正 営業利益 4.04億円←1.36億円
■前場の注目材料:三菱UFJ、三菱UFJ銀、中小100万社のニーズ可視化、IT4社とDX支援
■しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ
19日の日本株市場は、売り先行で始まり、その後はこう着ながらも底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。
18日の米国市場はNYダウが1164ドル安だった。
小売りのウォルマートやターゲットの決算が予想外に大幅悪化したため投資家心理が悪化。
高インフレや景気後退入り懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。
セクター別では食・生活必需品小売や小売の下げが目立った。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比565円安の26295円。
円相場は1ドル128円40銭台で推移している。
朝方はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることが見込まれ、インデックスに絡んだ商いが集中することになりそうだ。
この影響によりオーバーシュート気味な価格形成が警戒されやすいだろう。
ただし、日経平均は前日の上昇で一時27000円を回復し、上値抵抗線として意識されていた25日、75日線を上回ってきていた。
そのため、目先的な達成感から戻り売りも出やすい水準だったため、想定以上とはいえ、ある程度の下落は意識されていただろう。
そのため、売り一巡後は底堅さを見極めつつ、26000円から26500円辺りのレンジ推移となるようだと、押し目狙いの買いも意識されてくる可能性はありそうだ。
また、米小売企業の決算については、供給網の混乱や燃料費などコスト高が利益を圧迫した格好であり、個人消費は落ち込んでいないとの見方もある。
そのほか、バンク・オブ・アメリカが公表したファンドマネジャーへの調査によると、投資家は同時テロのあった2001年9月以来の水準まで現金保有比率を引き上げているようである。
リスク回避姿勢は一巡していると見られ、しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ。
物色としては朝方こそインデックス売りの影響から値がさハイテク株の弱い動きから日経平均の重荷となろうが、売り一巡後は押し目狙いの動きが期待される。
また、中小型株については大きく調整してくる可能性があるものの、水準としては既に年初来安値辺りに位置している銘柄が多く、ボトム水準での押し目を狙うスタンスになるだろう。
■ファインデクス、2Q上方修正 営業利益 4.04億円←1.36億円
ファインデクス (TYO:3649)は第2四半期業績予想の修正を発表。
売上高は19.53億円から22.53億円、営業利益を1.36億円から4.04億円に上方修正した。
医療情報システム事業における直販・代販案件の追加獲得や、第3四半期以降に予定していた導入の前倒しにより、期初の業績予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26911.20、+251.45)
・米長期金利は低下
・米国景気の拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・三菱UFJ (TYO:8306)三菱UFJ銀、中小100万社のニーズ可視化、IT4社とDX支援
・ソニーG (TYO:6758)脱炭素10年前倒し、全量100%再エネ化
・伊藤忠 (TYO:8001)アジア・太平洋でバイオバンカー供給、蘭社と共同
・信越化 (TYO:4063)GaNエピタキシャル成長基板の製販開始、パワーデバイス向け
・ASTI (TYO:6899)浜松に新工場、40億円投じ電動化関連部品強化
・ゼンリン (TYO:9474)ドラレコ活用で地図情報更新、MoTと実証
・ジェイテクト (TYO:6473)軸受開発を地域別に再編、個別案件の提案力強化
・日本精工 (TYO:6471)新中計、26年度売上高1兆円、産機自動化取り込む
・井関農機 (TYO:6310)秋田で環境保全型スマート農業、有機栽培効率化
・豊田織 (TYO:6201)米フォーク生産再開、エンジン認証取得
・アネスト岩田 (TYO:6381)新3カ年計画、中国子会社と海外深耕、24年度売上高500億円
・KDDI (TYO:9433)アパレル向け「XRマネキン」、スマホで衣服確認
・資生堂 (TYO:4911)ヒアルロン酸の収縮・再膨張技術化、肌浸透力を向上
・AGC (TYO:5201)燃料電池用溶液、21年度「産業貢献賞」を受賞
・住友化学 (TYO:4005)石化関連の構造改革推進、低密度PEの生産再編
・DIC (TYO:4631)インドに新工場、来夏に塗料用樹脂の生産能力3倍
☆前場のイベントスケジュール
・10:30 豪・4月失業率(予想:3.9%、3月:4.0%)
・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:+3.00万人、3月:+1.79万人) <ST>
■株式見通し:しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ
■ファインデクス、2Q上方修正 営業利益 4.04億円←1.36億円
■前場の注目材料:三菱UFJ、三菱UFJ銀、中小100万社のニーズ可視化、IT4社とDX支援
■しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ
19日の日本株市場は、売り先行で始まり、その後はこう着ながらも底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。
18日の米国市場はNYダウが1164ドル安だった。
小売りのウォルマートやターゲットの決算が予想外に大幅悪化したため投資家心理が悪化。
高インフレや景気後退入り懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。
セクター別では食・生活必需品小売や小売の下げが目立った。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比565円安の26295円。
円相場は1ドル128円40銭台で推移している。
朝方はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることが見込まれ、インデックスに絡んだ商いが集中することになりそうだ。
この影響によりオーバーシュート気味な価格形成が警戒されやすいだろう。
ただし、日経平均は前日の上昇で一時27000円を回復し、上値抵抗線として意識されていた25日、75日線を上回ってきていた。
そのため、目先的な達成感から戻り売りも出やすい水準だったため、想定以上とはいえ、ある程度の下落は意識されていただろう。
そのため、売り一巡後は底堅さを見極めつつ、26000円から26500円辺りのレンジ推移となるようだと、押し目狙いの買いも意識されてくる可能性はありそうだ。
また、米小売企業の決算については、供給網の混乱や燃料費などコスト高が利益を圧迫した格好であり、個人消費は落ち込んでいないとの見方もある。
そのほか、バンク・オブ・アメリカが公表したファンドマネジャーへの調査によると、投資家は同時テロのあった2001年9月以来の水準まで現金保有比率を引き上げているようである。
リスク回避姿勢は一巡していると見られ、しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ。
物色としては朝方こそインデックス売りの影響から値がさハイテク株の弱い動きから日経平均の重荷となろうが、売り一巡後は押し目狙いの動きが期待される。
また、中小型株については大きく調整してくる可能性があるものの、水準としては既に年初来安値辺りに位置している銘柄が多く、ボトム水準での押し目を狙うスタンスになるだろう。
■ファインデクス、2Q上方修正 営業利益 4.04億円←1.36億円
ファインデクス (TYO:3649)は第2四半期業績予想の修正を発表。
売上高は19.53億円から22.53億円、営業利益を1.36億円から4.04億円に上方修正した。
医療情報システム事業における直販・代販案件の追加獲得や、第3四半期以降に予定していた導入の前倒しにより、期初の業績予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26911.20、+251.45)
・米長期金利は低下
・米国景気の拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・三菱UFJ (TYO:8306)三菱UFJ銀、中小100万社のニーズ可視化、IT4社とDX支援
・ソニーG (TYO:6758)脱炭素10年前倒し、全量100%再エネ化
・伊藤忠 (TYO:8001)アジア・太平洋でバイオバンカー供給、蘭社と共同
・信越化 (TYO:4063)GaNエピタキシャル成長基板の製販開始、パワーデバイス向け
・ASTI (TYO:6899)浜松に新工場、40億円投じ電動化関連部品強化
・ゼンリン (TYO:9474)ドラレコ活用で地図情報更新、MoTと実証
・ジェイテクト (TYO:6473)軸受開発を地域別に再編、個別案件の提案力強化
・日本精工 (TYO:6471)新中計、26年度売上高1兆円、産機自動化取り込む
・井関農機 (TYO:6310)秋田で環境保全型スマート農業、有機栽培効率化
・豊田織 (TYO:6201)米フォーク生産再開、エンジン認証取得
・アネスト岩田 (TYO:6381)新3カ年計画、中国子会社と海外深耕、24年度売上高500億円
・KDDI (TYO:9433)アパレル向け「XRマネキン」、スマホで衣服確認
・資生堂 (TYO:4911)ヒアルロン酸の収縮・再膨張技術化、肌浸透力を向上
・AGC (TYO:5201)燃料電池用溶液、21年度「産業貢献賞」を受賞
・住友化学 (TYO:4005)石化関連の構造改革推進、低密度PEの生産再編
・DIC (TYO:4631)インドに新工場、来夏に塗料用樹脂の生産能力3倍
☆前場のイベントスケジュール
・10:30 豪・4月失業率(予想:3.9%、3月:4.0%)
・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:+3.00万人、3月:+1.79万人) <ST>