■株主還元策
レアジョブ (TYO:6096)では2021年5月に配当方針の見直しを行ったことを発表した。
従来は、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化と事業の継続的な拡大を目指すため、内部留保の充実を優先しながら、配当については業績や財務状態、今後の事業投資計画などを総合的に勘案して検討する方針としていた。
ただ、2020年に東証第1部に上場を果たしたことにも鑑みて、今後は中長期的に20%程度の連結配当性向を目標としつつ、安定的かつ継続的な増配を実現する形で配当を実施していく方針を示した。
また、同社の資本コストを上回る投資案件がある場合には、企業価値向上につながる戦略的投資を優先して実行していくことにしている。
そのほか、自己株式取得についても、事業展開、投資計画、内部留保の水準、業績動向などを総合的に勘案して、利益還元策の一環として機動的な実施を検討していく方針としている。
2022年3月期末の1月当たり配当金は11円を予定している。
2023年3月期については、1株当たりの当期純利益を0円と予想していることから、無配を予想している。
また、同社は株主優待制度を導入している。
毎年3月末時点で100株以上保有する株主に対して、「レアジョブ英会話」株主優待券10,000円分※を進呈し、300株以上保有する株主に対しては、それに加えて成果保証型の「スマートメソッドコース」株主優待券100,000円分を進呈する。
※株主優待券の利用上限金額は、「レアジョブ英会話」の1ヶ月分の料金となる。
契約プランが月額10,000円を下回る場合において、差額分については返金しない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 藤田 要)
レアジョブ (TYO:6096)では2021年5月に配当方針の見直しを行ったことを発表した。
従来は、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化と事業の継続的な拡大を目指すため、内部留保の充実を優先しながら、配当については業績や財務状態、今後の事業投資計画などを総合的に勘案して検討する方針としていた。
ただ、2020年に東証第1部に上場を果たしたことにも鑑みて、今後は中長期的に20%程度の連結配当性向を目標としつつ、安定的かつ継続的な増配を実現する形で配当を実施していく方針を示した。
また、同社の資本コストを上回る投資案件がある場合には、企業価値向上につながる戦略的投資を優先して実行していくことにしている。
そのほか、自己株式取得についても、事業展開、投資計画、内部留保の水準、業績動向などを総合的に勘案して、利益還元策の一環として機動的な実施を検討していく方針としている。
2022年3月期末の1月当たり配当金は11円を予定している。
2023年3月期については、1株当たりの当期純利益を0円と予想していることから、無配を予想している。
また、同社は株主優待制度を導入している。
毎年3月末時点で100株以上保有する株主に対して、「レアジョブ英会話」株主優待券10,000円分※を進呈し、300株以上保有する株主に対しては、それに加えて成果保証型の「スマートメソッドコース」株主優待券100,000円分を進呈する。
※株主優待券の利用上限金額は、「レアジョブ英会話」の1ヶ月分の料金となる。
契約プランが月額10,000円を下回る場合において、差額分については返金しない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 藤田 要)