[ワシントン 16日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)はトランプ前大統領が退任時に機密文書をホワイトハウスから持ち出し、自宅で保管した疑惑の捜査で、トランプ政権時代のホワイトハウス法律顧問、パット・シポローネ氏と次席法律顧問を事情聴取した。関係筋が16日に明らかにした。
シポローネ氏にいつ話を聞いたかは不明だが、米紙ニューヨーク・タイムズによると、次席法律顧問だったパトリック・フィルビン氏は今年春に事情聴取を受けたという。
司法省のこれまでの発表によると、FBIは今月8日にトランプ氏のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」を家宅捜索し、最高機密と記されたものを含む機密文書を押収した。
トランプ氏は、記録は「全て機密解除」されて安全な場所に保管されていたと主張している。