[ワシントン 28日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が28日発表した8月の中古住宅販売仮契約指数は前月比2.0%低下の88.4と、2020年4月以来の低水準となった。
住宅ローン金利の上昇と住宅価格の高騰が重しとなり、値ごろ感が損なわれていることから、中古住宅購入契約は3カ月連続で減少した。
指数は過去10カ月中9カ月で低下している。市場予想は1.4%低下だった。前年同月比では24.2%低下した。
地域別では北東部、南部、中西部で減少したが、西部では増加した。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、先週時点の30年固定住宅ローン金利の平均は08年10月以来の高水準となる6.29%に上昇した。前週は6.02%だった。