[シンガポール 28日 ロイター] - 中国石油大手の中国石油化工(シノペック)は28日、傘下の製油大手、鎮海煉油化工(ZRCC)が建設を進めている製油所(日量処理能力22万バレル)について、2024年末までに完成するとの見通しを示した。
シノペックはまた、東部浙江省にある鎮海のエチレン複合施設に関し、政府から年産150万トンの承認を得たことを明らかにした。
このほか、液化天然ガス(LNG)の輸入では中長期のターム契約を増やすほか、ガス輸入事業の損失を軽減するため、第4四半期(10─12月)に価格が高いスポット市場での購入を減らす方針を示した。