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プーチン氏、穀物輸出再開検討も 軍港攻撃調査後 トルコ大統領と会談

発行済 2022-11-02 02:02
更新済 2022-11-02 02:09
© Reuters. ロシアのプーチン大統領(右)とトルコのエルドアン大統領(左)は電話会談を行った。写真は10月13日、カザフスタン・アスタナで撮影(2022年 ロイター/Sputnik/Vyacheslav Prokofyev/

[イスタンブール/ロンドン 1日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は1日、電話会談を行った。エルドアン大統領は、ロシアが参加停止を表明した黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意を巡り、問題解決に向けて全方位に尽力する決意を表明。プーチン大統領はこれに対し、クリミア半島の軍港セバストポリへのドローン攻撃に関する調査が完了後、ウクライナ産穀物輸出合意の再開を検討する可能性があると述べた。

トルコ大統領府によると、エルドアン氏は「他の多くの問題と同様、これについても解決志向の協力が確立されることを確信している」と述べたという。

一方、ロシア大統領府(クレムリン)は声明で、「この事件(ドローン攻撃)の状況を詳細に調査し、とりわけ軍事目的で人道回廊を使用しないことを厳守するという真の保証をウクライナ政府から得た後のみ、再開を検討する可能性がある」とした。

一方、国連が主導する調整センターによると、この合意に基づき、1日正午までに3隻の穀物輸送船がウクライナを出港した。ロシアの停止表明以降、前日から2日連続となる。

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